J-GP3 決勝
J-GP3 2024
Round 6

尾野がポール・トゥ・ウインで3連勝

jp オートポリス

9月8日(日)、全日本ロードレース選手権(JRR)第6戦のJ-GP3クラス決勝がオートポリス(大分県)で開催されました。

尾野がポール・トゥ・ウインで3連勝

ポールポジションはただ一人1分57秒台を出した尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)が、1分57秒192で獲得しました。2番手に若松怜(JAPAN POST docomo business TP)、3番手に大田隼人(MARUMAE Dream KITAKYUSHU CPARIS)がフロントローに並びました。

14周で争われる決勝のスタートでホールショットを奪ったのは尾野で、オープニングラップから逃げ始めます。それを若松、徳留真紀(MARUMAE MTR)、岡崎静夏(日本郵便 Honda Dream TP)らが追いました。2周目に木内尚汰(Team Plusone)が岡崎を捕らえて5番手に浮上。順位は先頭が尾野、3番手に若松、以下に徳留、大田、木内、松島璃空(BREASTO B-TRIBE RACING)が続きます。

尾野は1分57秒台で周回、58秒台のセカンド集団との差を広げていきます。若松、徳留、大田、木内、岡崎、松島らの7台が2番手争いを繰り広げ、3周目、若松が2番手に浮上します。4周目に2台が転倒したことで赤旗が提示され、レースが中断されました。

第2レースは3周目の通過順位からのスタートとなり、9周でレースが再開されました。尾野はホールショットこそ奪われましたが、すぐ首位に立ちます。1周目はトップを尾野、3番手大田、以下徳留、若松、岡崎、松島、木内が続きました。2周目に若松は3番手に浮上します。

3周目には尾野、若松、松島がトップ3となり、4周目には尾野が2番手以下を引き離して単独走行。若松に大田、木内が迫り2番手争いとなります。そこに3台が追いつき6台の争いに。5周目、2番手に大田が浮上。その後に若松、木内、徳留、松島、岡崎が続きます。6周目の第14コーナーで木内が2番手に上がります。

7周目には尾野がトップを独走し、若松、木内、大田、松島、岡崎ら6台の2番手争いが激しさを増しました。最終ラップで2番手争いは若松が前に出て、それを木内が追う接近戦となります。最終コーナーで若松を捕らえた木内が2番手に浮上し、そのままチェッカーを受けました。

尾野は独走で優勝を飾り、2位の木内、3位の若松が表彰台登壇を果たしました。4位に徳留、5位岡崎、6位大田、7位松島、8位にはJ-GP3チャレンジクラスの中谷健心(TN45 with MotoUP Racing)、9位にタナチャット・プラトゥムトーン(Astemo SI Racing with Thai Honda)が入りました。


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尾野 弘樹
尾野 弘樹 1
P.MU 7C GALE SPEED
独走のレースができ、とてもうれしいです。今回は事前テストが台風の影響で中止になり、金曜日の走行では厳しい戦いになると思っていましたが、土曜日に変更したセッティングがうまくいきました。タイムが一気に2秒も上がり、自分でも驚くほどでした。この2カ月半のインターバルの間、チームと準備をしてきたことを出しきれたと思います。開幕戦では4位と出遅れてしまいましたが、ここでポイントリーダーになりました。この調子で4年連続チャンピオン獲得に向けて前進していきたいです。

木内 尚汰 4
Team Plusone
今回は全然乗れておらず、尾野選手が一気に2秒を上げた状況を見て、ついていく自信がなくなり、2位を目標にと思っていました。2番手争いのグループの前に出ることができてよかったと思います。次は優勝を狙えるように準備していきたいです。

若松 怜
若松 怜 3
JAPAN POST docomo business TP
最初のレースは前に出たい一心でオーバーランをしてしまい、その焦りが続いて思うように走れませんでした。赤旗となり、気持ちを入れ替えて挑んだのですが、スタートで失敗して尾野選手に離され、最終ラップの最終コーナーで木内選手に抜かれてしまいました。クロスラインで前に出たかったのですが3位でした。ウォームアップで変えたセットが、決勝では路面温度が上がったことで、いいところが出せない悔しいレースになりました。次は、もっといい走りができるように頑張ります。

J-GP3 決勝リザルト

Pos.

Rider

Num

Team

Constr.

Total Time

1

尾野 弘樹

1

P.MU 7C GALE SPEED

Honda

17'49.940

2

木内 尚汰

4

Team Plusone

Honda

17'53.555

3

若松 怜

3

JAPAN POST docomo business TP

Honda

17'53.559

4

徳留 真紀

10

MARUMAE MTR

Honda

17'53.617

5

岡崎 静夏

12

JAPAN POST Honda Dream TP

Honda

17'53.756

6

大田 隼人

13

MARUMAE Dream KITAKYUSHU CPARIS

Honda

17'53.903

7

松島 璃空

7

BREASTO B-TRIBE RACING

Honda

17'53.957

8

中谷 健心

28

TN45 with MotoUP Racing

Honda

18'16.157

9

Thanachat PRATUMTONG

27

Astemo SI Racing with Thai Honda

Honda

18'16.241

10

山本 恭裕

19

TeamLife.HondaDream Kitakyushu

Honda

18'18.384

11

松田 基成

30

Team HIRO

Honda

18'18.515

12

飯高 新悟

31

KIJIMA KISS RACING CLUB

Honda

18'18.567

13

豊田 哲慎

29

BATTLE FACTORY

Honda

18'37.285

14

徳田 翔

25

P.MU 7C GALE SPEED

Honda

18'37.383

15

村田 憲彦

34

TEAM DESHI with RG NIWA

Honda

18'40.567

16

墨 拓斗

24

Team KOHSAKA

Honda

18'44.879

17

井利元 新

37

PlanBee Racing RSC

Honda

19'04.345

-

竹本 倫太郎

33

RINTARO with BATTLE FACTORY

Honda

-


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レポート公開日
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