鈴木光来がHonda勢トップの4位でフィニッシュ
モビリティリゾートもてぎ4月14日(日)、全日本ロードレース選手権(JRR)のST600クラスの決勝がモビリティリゾートもてぎで行われました。
22選手が年間エントリーする激戦クラスのST600クラス。2023年の後半戦に体調不良を克服して調子を上げた小山知良(日本郵便 Honda Dream TP)、若きエースとして期待されている鈴木光来(MOTO BUM HONDA)に注目が集まっています。
予選でポールポジションを獲得したのは阿部恵斗(ヤマハ)、2番手に長尾健吾(ヤマハ)、3番手に芳賀涼大(ヤマハ)、4番手に鈴木光来、小山は6番手となりました。
決勝スタートでホールショットを奪った阿部はそのままトップでオープニングラップを終え、鈴木光来は3番手、小山は5番手で後を追います。藤田哲弥(TN45 with MotoUP Racing)は8番手、鈴木大空翔(BATTLE FACTORY)は9番手で通過しました。
2周目には4番手に小山が浮上。3週目にはトップの阿部と長尾が集団を抜けトップ争いを繰り広げ、鈴木光来、芳賀、伊達悠太(ヤマハ)、小山、岡谷雄太(ヤマハ)、菅原陸(ヤマハ)らによる3番手争いが展開されました。
5周目になると集団がばらつき始め、3番手争いは芳賀、鈴木光来、伊達の3人に。さらに9周目になると芳賀と鈴木光来に絞られ、5番手を伊達と小山が争いました。その後、3番手争いをしていた芳賀が10周目に転倒したことで鈴木光来は単独3番手となり、後方から伊達と小山が迫り始めます。
15周目には鈴木光来と伊達の3番手争いが激化。2人の攻防は最終ラップまで続きますが、0.7秒差で伊達が3番手争いを制しました。優勝は独走で阿部、2位に長尾、3位に伊達、4位に鈴木光来となります。小山は5位でフィニッシュ。8位に藤田が入りました。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック！
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/
事前テスト、レースウイークとうまくいかずにいましたが、予選で自分の感覚を取り戻して決勝に挑みました。途中まではいい走りができていたのですが、フロントタイヤをもたせる走りができず残り2周はつらい走りになりました。最後まで勝負をしようとしていたし、最後に仕かけてくることは分かっていたのですが、立ち上がりでリアが滑って先行されてしまいました。SUGOでは、やり返せるようにします
事前テスト、レースウイークとうまくいかずにいましたが、予選で自分の感覚を取り戻して決勝に挑みました。途中まではいい走りができていたのですが、フロントタイヤをもたせる走りができず残り2周はつらい走りになりました。最後まで勝負をしようとしていたし、最後に仕かけてくることは分かっていたのですが、立ち上がりでリアが滑って先行されてしまいました。SUGOでは、やり返せるようにします
予想通りの展開に終わりました。苦戦するのは分かっていたので、これまでとは真逆のアプローチで足回りに関しては新しい試みをしました。単独で走っているぶんにはいいのですが勝負するところまでにはいかず、レース中に転倒しかけて集団から離されてしまいました。そこから冷静に残りの周回を考えて組み立てましたが、伊達選手とのバトルで自分のリズムを乱し、ミスもあり離されてしまいました。SUGOではフロントサスペンションセッティングを見直して挑みます。SUGOは好きなコースです。登りの勾配で差がつくように、体重を40kg台まで落として挑みます
予想通りの展開に終わりました。苦戦するのは分かっていたので、これまでとは真逆のアプローチで足回りに関しては新しい試みをしました。単独で走っているぶんにはいいのですが勝負するところまでにはいかず、レース中に転倒しかけて集団から離されてしまいました。そこから冷静に残りの周回を考えて組み立てましたが、伊達選手とのバトルで自分のリズムを乱し、ミスもあり離されてしまいました。SUGOではフロントサスペンションセッティングを見直して挑みます。SUGOは好きなコースです。登りの勾配で差がつくように、体重を40kg台まで落として挑みます
スタートはうまくいったのですが、周りで接触や転倒があったことに焦ってしまいました。リズムが乱され、タイムを上げられず集団から離されてしまいました。反省点はタイムを上げきれなかったことなので、次のSUGOでは自身の持ちタイムを上げることを課題に挑みます。SUGOは好きなコースで自信がある程度はあるので、上位を狙います
スタートはうまくいったのですが、周りで接触や転倒があったことに焦ってしまいました。リズムが乱され、タイムを上げられず集団から離されてしまいました。反省点はタイムを上げきれなかったことなので、次のSUGOでは自身の持ちタイムを上げることを課題に挑みます。SUGOは好きなコースで自信がある程度はあるので、上位を狙います
ST600 決勝リザルト
| Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 阿部 恵斗 | 1 | SQUADRA TIGRE TAIRA PROMOTE | Yamaha | 30'21.251 |
| 2 | 長尾 健吾 | 4 | TEAMKENKEN Ytch | Yamaha | +5.360 |
| 3 | 伊達 悠太 | 6 | AKENO SPEED・MAVERICK | Yamaha | +10.584 |
| 4 | 鈴木 光来 | 7 | MOTO BUM HONDA | Honda | +10.706 |
| 5 | 小山 知良 | 5 | 日本郵便 Honda Dream TP | Honda | +11.545 |
| 6 | 菅原 陸 | 8 | Nippon Pioneer Garage L8 RT | Yamaha | +12.924 |
| 8 | 藤田 哲弥 | 13 | TN45withMotoUPRacing | Honda | +21.884 |
| 11 | 鈴木 大空翔 | 16 | BATTLE FACTORY | Honda | +29.966 |
| 12 | 千田 俊輝 | 28 | SE COMPETITION | Honda | +30.098 |
| 13 | 青田 魁 | 21 | MOTO BUM HONDA | Honda | +30.175 |
| 17 | 濵田 寛太 | 30 | SDG Team HARC-PRO. | Honda | +1'03.777 |
| 20 | 豊原 由拡 | 32 | RT JAPAN-M-AUTO and 24Service | Honda | +1'33.960 |
| 22 | 山田 尚輝 | 22 | SE COMPETITION | Honda | +1Lap |
| 23 | 中村 修一郎 | 38 | Club Moto-UP With HD Adachi | Honda | +2Laps |
| - | 櫻井 賢一 | 26 | MOTOBUM HONDA | Honda | +9Laps |
| - | 大和 颯 | 27 | JAPAN POST docomo business TP | Honda | +14Laps |
| - | 松下 隆起 | 34 | Wakoubou Racing with Bistoro K | Honda | +15Laps |
ST600 ポイントランキング
| Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Pts |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 阿部 恵斗 | 1 | SQUADRA TIGRE TAIRA PROMOTE | Yamaha | 25 |
| 2 | 長尾 健吾 | 4 | TEAMKENKEN Ytch | Yamaha | 20 |
| 3 | 伊達 悠太 | 6 | AKENO SPEED・MAVERICK | Yamaha | 16 |
| 4 | 鈴木 光来 | 7 | MOTO BUM HONDA | Honda | 13 |
| 5 | 小山 知良 | 5 | 日本郵便 Honda Dream TP | Honda | 11 |
| 6 | 菅原 陸 | 8 | Nippon Pioneer Garage L8 RT | Yamaha | 10 |
| 8 | 藤田 哲弥 | 13 | TN45withMotoUPRacing | Honda | 8 |
| 11 | 鈴木 大空翔 | 16 | BATTLE FACTORY | Honda | 5 |
| 12 | 千田 俊輝 | 28 | SE COMPETITION | Honda | 4 |
| 13 | 青田 魁 | 21 | MOTO BUM HONDA | Honda | 3 |
