國井が大差でST1000クラス開幕戦を制する
モビリティリゾートもてぎ4月14日(日)、全日本ロードレース選手権(JRR)のST1000クラスの決勝がモビリティリゾートもてぎで行われました。
2023年シーズンに3連覇を果たした渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)に加え、昨年の総合ランキング2位でルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した荒川晃大(MOTO BUM HONDA)、國峰啄磨(TOHO Racing)や國井勇輝(SDG Team HARC-PRO)など若手ライダーの躍進にも注目が集まります。また、昨年までJSB1000クラスに参戦していた作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)やST600クラスに参戦していた伊藤元治(MOTO BUM HONDA)が、今季はST1000クラスに参戦します。
同クラス開幕戦となる今大会ですが、渡辺が事前テストでの転倒の影響で欠場となりました。予選でポールポジションを獲得したのは國井、2番手に國峰、3番手に岩戸亮介(カワサキ)。4番手以降は作本、荒川、豊島怜(ヤマハ)、伊藤の順で続きました。
決勝スタートでホールショットを奪ったのは作本。その後、國井、作本、國峰、岩戸、荒川、豊島、伊藤が激しいバトルを繰り広げました。4周目に入ると國井がペースを上げてレースをリード。その國井を作本、國峰、岩戸、荒川が追いかけました。
その後、トップ争いは國井と作本の2人で行われ、その後方で國峰、岩戸、荒川が3番手争いを展開。7周目にはジャンプスタートのペナルティーに気がついた荒川がピットインし、そのまま失格となりました。
8周目、國井がファステストラップをマークする速さで作本を突き放し、その差を広げながら独走態勢に。注目は3番手争いとなり、14周目には岩戸と國峰による激しい攻防が繰り広げられました。
そして独走状態のまま國井が全日本初優勝。2位に作本、3位は岩戸、0.4秒差で國峰が4位となりました。
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昨年のアジアロードレース選手権の最終戦と今年の同シリーズ開幕戦に参戦して、ほかのライダーよりレースをこなした状態で走れたことがよかったのかもしれません。得意なサーキットということもありますが、全セッションでトップタイムをマークしながら勝つことができて最高の気分です。チームのみんなが喜んでくれました。この調子で勝ち続けたいです。SUGOでは新型マシンに乗るので、きちんとポテンシャルを引き出せるようにします
昨年のアジアロードレース選手権の最終戦と今年の同シリーズ開幕戦に参戦して、ほかのライダーよりレースをこなした状態で走れたことがよかったのかもしれません。得意なサーキットということもありますが、全セッションでトップタイムをマークしながら勝つことができて最高の気分です。チームのみんなが喜んでくれました。この調子で勝ち続けたいです。SUGOでは新型マシンに乗るので、きちんとポテンシャルを引き出せるようにします
チームメートであり先輩の渡辺選手が欠場となりました。一日でも早く復帰して一緒にレースがしたいです。今回は初めてのST1000クラスのレースとなりました。アベレージは悪くないのですが、タイムを出すことが難しく、それを決勝まで引きずってしまいました。國井選手に離されたしまったことも含めて、悔しさだけしかないレースになりました。SUGOでは、こんな思いをしないように挑みます
チームメートであり先輩の渡辺選手が欠場となりました。一日でも早く復帰して一緒にレースがしたいです。今回は初めてのST1000クラスのレースとなりました。アベレージは悪くないのですが、タイムを出すことが難しく、それを決勝まで引きずってしまいました。國井選手に離されたしまったことも含めて、悔しさだけしかないレースになりました。SUGOでは、こんな思いをしないように挑みます
まだ、新型マシンのよさを引き出すことができていないことが敗因です。思っていた以上に苦戦していて、いいところを見つけられたら絶対に負けないのにと、悔しさしかありません。ST1000クラスになってから、クラッシュを除いてすべて表彰台に上っていたのに、今回は上ることができなかった。本当につらいし、悔しいです。こんな思いはしたくないので、SUGOではマシンと向き合い、チームと協力して絶対に表彰台に戻ります。もちろん、勝ちたい。勝てるように頑張ります
まだ、新型マシンのよさを引き出すことができていないことが敗因です。思っていた以上に苦戦していて、いいところを見つけられたら絶対に負けないのにと、悔しさしかありません。ST1000クラスになってから、クラッシュを除いてすべて表彰台に上っていたのに、今回は上ることができなかった。本当につらいし、悔しいです。こんな思いはしたくないので、SUGOではマシンと向き合い、チームと協力して絶対に表彰台に戻ります。もちろん、勝ちたい。勝てるように頑張ります
ST1000 決勝リザルト
| Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 國井 勇輝 | 10 | SDG Team HARC-PRO. | Honda | 27'40.900 |
| 2 | 作本 輝介 | 30 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | +6.849 |
| 3 | 岩戸 亮介 | 9 | Kawasaki Plaza Racing Team | Kawasaki | +9.825 |
| 4 | 國峰 啄磨 | 3 | TOHO Racing | Honda | +10.516 |
| 5 | 豊島 怜 | 7 | DOG FIGHT RACING JDS | Yamaha | +18.430 |
| 6 | 伊藤 元治 | 34 | MOTO BUM HONDA | Honda | +18.851 |
| 11 | 吉廣 光 | 39 | CLUBNEXT&HONDADEREAM TAKASAKI | Honda | +1'02.384 |
| 13 | 松川 泰宏 | 21 | MOTO BUM HONDA | Honda | +1'10.853 |
| 14 | 菊地 純 | 36 | BALZ & ADVANCE MC & T.T.MOTO | Honda | +1'15.399 |
| - | 荒川 晃大 | 2 | MOTO BUM HONDA | Honda | - |
ST1000 ポイントランキング
| Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Pts |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 國井 勇輝 | 10 | SDG Team HARC-PRO. | Honda | 25 |
| 2 | 作本 輝介 | 30 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 20 |
| 3 | 岩戸 亮介 | 9 | Kawasaki Plaza Racing Team | Kawasaki | 16 |
| 4 | 國峰 啄磨 | 3 | TOHO Racing | Honda | 13 |
| 5 | 豊島 怜 | 7 | DOG FIGHT RACING JDS | Yamaha | 11 |
| 6 | 伊藤 元治 | 34 | MOTO BUM HONDA | Honda | 10 |
| 11 | 吉廣 光 | 39 | CLUBNEXT&HONDADREAM TAKASAKI | Honda | 5 |
| 13 | 松川 泰宏 | 21 | MOTO BUM HONDA | Honda | 3 |
| 14 | 菊地 純 | 36 | BALZ & ADVANCE MC & T.T.MOTO | Honda | 2 |
