JSB1000 決勝レース2
JSB1000 2024
Round 2

野左根が決勝レース2で5位フィニッシュ

jp モビリティリゾートもてぎ

4月14日(日)、全日本ロードレース選手権(JRR)第2戦がモビリティリゾートもてぎで行われました。JSB1000クラスの決勝レース2は、気温が25℃を超え路面温度も上昇する中での戦いとなりました。

野左根が決勝レース2で5位フィニッシュ

予選のセカンドタイムで決められたグリッドは、ポールポジションに水野涼(ドゥカティ)、レコード更新で1分46秒台の中須賀克行(ヤマハ)が2番手に。3番手の岡本裕生(ヤマハ)から4番手野左根航汰(Astemo Honda Dream SI Racing)、5番手津田拓也(スズキ)までが1分47秒台。6番手の長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)、名越哲平(SDG Honda Racing)、榎戸育寛(TOHO Racing)、岩田悟(Team ATJ)、高橋巧(日本郵便 Honda Dream TP)、伊藤和輝(Honda Dream RT 桜井ホンダ)までが1分48秒台で続きました。

レース1より5周多い20周で戦う決勝レース2。長島と津田は激しい6番手争いを展開し、各コーナーで接近戦をみせました。その後、V字コーナーで榎戸と岩田が転倒。さらに、3周目の第1コーナーで秋吉耕佑(MurayamaUnso.Team AKIYOSHI)、新庄雅浩(アプリリア)が転倒し、マシンが炎上したことで赤旗が提示されました。そして、周回数は変わらずに20周で再スタートとのアナウンスがあり、各チームは準備を終え、ライダーは再びグリッドにつきました。

再開されたレースでは中須賀がホールショット。野左根、岡本、長島、津田、水野が後ろに続き、野左根、長島は果敢な走りでトップ争いに加わりました。1周目は中須賀、岡本、野左根、長島、水野、津田、名越、高橋、岩田の順でコントロールラインを通過しました。

レース中盤になるとトップの中須賀、岡本は1分47秒台へとタイムを上げ、3番手以下を引き離します。3番手の水野はポジションをキープして単独走行。4番手には野左根がつけ、津田、長島、高橋、名越、伊藤、岩田が続きました。

そして、野左根は津田に先行を許して5位でフィニッシュ。6位に長島、7位に高橋が入り、名越は8位、伊藤は9位、岩田は10位でチェッカーを受けました。


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野左根 航汰
野左根 航汰 32
Astemo Honda Dream SI Racing
決勝レース1で発生したトラブルが解決しきれず、Tカーのパーツを使いながら出走しました。赤旗中断の時にもう一度直してもらうと、再スタートしてからの感触がよく、最初はレースを引っ張る走りができたと思います。ですが、ラスト2周くらいのところでトラブルが悪化してしまい、ゴール後にマシンが止まりピットに戻ることができませんでした。SUGOは得意なサーキットなので、これまで以上のレースができるようにしっかりと準備します

長島 哲太
長島 哲太 30
DUNLOP Racing Team with YAHAGI
スタート直後は中須賀選手に仕かけるなど、積極的なライディングができました。その後は、野左根選手、津田選手とのバトルとなりましたが、考えていた以上にラップタイムが落ちずに走ることができました。タイヤ開発の進化を感じます。もてぎ戦は、全日本の中で一番苦戦すると覚悟していましたが、思った以上の結果が残せました。次戦のSUGOは走ったことがないですが、さらにタイヤ開発を進められるように考えています

高橋 巧
高橋 巧 33
日本郵便 Honda Dream TP
じっくりと走り、しっかりとデータを集めるという中で、セッティングに関して、いろいろな試みをしています。理想のマシンに近いものにしたいと努力していますが、トップ3に近づくのはなかなか難しい。一つなにかが見つかれば大きく進歩できると思います。バイオ燃料で出力が変わっていることなどを考えながら進めていますが、いろいろとやりすぎているのかもしれません。ちゃんとしたレースをするためにセッティングを考えているのですが、アプローチの仕方を変えてSUGOに挑もうと思います

JSB1000 決勝レース2リザルト

Pos. Rider Num. チーム Constr. Time/Gap
1 中須賀 克行 1 YAMAHA FACTORY RACING TEAM Yamaha 36'06.434
2 岡本 裕生 2 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 Yamaha +1.839
3 水野 涼 3 DUCATI Team KAGAYAMA Ducati +17.651
4 津田 拓也 6 AutoRace Ube Racing Team Suzuki +24.753
5 野左根 航汰 32 Astemo Honda Dream SI Racing Honda +27.039
6 長島 哲太 30 DUNLOP Racing Team with YAHAGI Honda +29.048
7 高橋 巧 33 日本郵便 Honda Dream TP Honda +31.439
8 名越 哲平 4 SDG Honda Racing Honda +37.317
9 伊藤 和輝 9 Honda Dream RT 桜井ホンダ Honda +45.182
10 岩田 悟 10 Team ATJ Honda +49.466
17 加藤 高史 39 Honda Soyukai Tochigi Racing Honda +1Lap
18 須貝 義行 29 TEAM SUGAI RACING JAPAN Honda +1Lap
- 杉山 優輝 17 Honda Suzuka Racing Team Honda +15Laps
- 榎戸 育寛 40 TOHO Racing Honda -
- 秋吉 耕佑 11 MurayamaUnso.Team AKIYOSHI Honda -

JSB1000 ポイントランキング

Pos. Rider Num. チーム Constr. Pts
1 中須賀 克行 1 YAMAHA FACTORY RACING TEAM Yamaha 75
2 水野 涼 3 DUCATI Team KAGAYAMA Ducati 56
3 岡本 裕生 2 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 Yamaha 52
4 津田 拓也 6 AutoRace Ube Racing Team Suzuki 34
5 野左根 航汰 32 Astemo Honda Dream SI Racing Honda 33
6 長島 哲太 30 DUNLOP Racing Team with YAHAGI Honda 33
7 高橋 巧 33 日本郵便 Honda Dream TP Honda 28
8 名越 哲平 4 SDG Honda Racing Honda 22
9 岩田 悟 10 Team ATJ Honda 21
10 伊藤 和輝 9 Honda Dream RT 桜井ホンダ Honda 18
11 日浦 大治朗 20 Honda Dream RT 桜井ホンダ Honda 7
12 榎戸 育寛 40 TOHO Racing Honda 6
15 秋吉 耕佑 11 MurayamaUnso.Team AKIYOSHI Honda 4
16 亀井 雄大 5 Honda Suzuka Racing Team Honda 4
18 杉山 優輝 17 Honda Suzuka Racing Team Honda 3
19 渡辺 一馬 36 Astemo Honda Dream SI Racing Honda 3

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レポート公開日
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