小山が2位でフィニッシュ

鈴鹿サーキット

10月15日(日)、全日本ロードレース選手権ST600クラスの決勝が行われました。

前日の予選でグリッドが決定し、Honda勢トップは3番グリッドの小山知良(JAPAN POST HondaDream TP)となり、11番グリッドに鈴木光来(MOTO BUM HONDA)、12番グリッドに藤田哲弥(TN45 with MotoUP Racing Team)、14番グリッドに伊藤元治(MOTO BUM HONDA)が続きました。

決勝スタート後、小山は3番手を維持。130Rで一時前に出ますが、シケインではヤマハ勢に先行を許しました。3周目に小山は首位を奪いますが、シケインで2番手に順位を落とします。小山ら6台がトップ争いを繰り広げました。

5周目に鈴木光来を含むセカンドグループがトップ争いに追いつき、先頭集団は9台に膨れ上がります。8周目、先頭集団の中で小山が2番手に浮上。その後トップ争いは7台に絞られます。10周目、2輪専用シケインの立ち上がりで先頭集団のうちヤマハ勢の1台が転倒、小山は3番手にポジションが変わります。最終シケインで、先行車がオーバーランし、小山は2位でフィニッシュ。鈴木光来が7位、伊藤が12位となりました。

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小山知良 ²

日本郵便 Honda Dream TP

アジアロードレース選手権のアンダーボーンのような激しいレースでした。残り4ラップでトップの2台に逃げられてしまいましたが、転倒しても悔いのないレースをしようと仕掛けていきました。トップ2台がやり合ってくれたことで、結果的に2位になることができました。今シーズンは体調不良に悩まされ、階段を上ることもままならないほどの息切れを経験しました。絶対安静の期間もありました。今は回復して、表彰台に戻ってくることができてよかったと思います

鈴木光来 ⁶

MOTO BUM HONDA

最終戦の鈴鹿では今年一番のレースがしたいと思っていましたが、いいところがなく終わってしまいました。予選のタイム出しを失敗してしまい、グリッドが悪かったことから追い上げのレースになりました。後ろの集団から抜け出すことに時間がかかってしまい、自分のペースをつくることができませんでした。納得するレースができずに悔しい思いしかありません。オフにはしっかりと課題に取り組み、強くなって来シーズンを迎えたいと思います

ST600 決勝レース

Pos.	Rider	Num.	チーム	Constr.	Time/Gap
1	井手翔太	4	AKENO SPEED	Yamaha	28'51.662
2	小山知良	2	JAPAN POST HondaDream TP	Honda	28'51.932
3	阿部恵斗	3	51GARAGE kupu Racing YAMAHA	Yamaha	28'52.957
4	伊達悠太	9	AKENO SPEED	Yamaha	28'53.344
5	南本宗一郎	57	YAMAHA GENBLU RACING TEAM ASEAN	Yamaha	28'53.575
6	中山耀介	13	ITORACING SHOTA BORG CUSTOM	Yamaha	28'53.585
7	鈴木光来	6	MOTO BUM HONDA	Honda	28'59.629

12	伊藤元治	10	MOTO BUM HONDA	Honda	29'18.336
13	鈴木大空翔	19	BATTLE FACTORY	Honda	29'25.067
14	青田魁	27	MOTO BUM HONDA	Honda	29'25.222
15	藤田哲弥	29	TN45 with MotoUP Racing Team	Honda	29'34.492
16	山田尚輝	23	team elf	Honda	29'41.668
18	鈴木悠大	33	BATTLE FACTORY	Honda	29'43.838
19	鈴木慎吾	56	MOTO WIN RACING	Honda	30'05.068
20	村瀬豊	55	MOTO WIN RACING	Honda	30'06.079