水野が2日連続で優勝を飾る
鈴鹿サーキット鈴鹿サーキット(三重県)で開催された全日本ロードレース選手権第8戦。JSB1000クラスでは、開催2日目となる10月15日(日)に決勝レース2(17周)が行われました。
決勝レース2のグリッドは予選のセカンドタイムで決まりました。Honda勢トップは3番グリッドの水野涼(Astemo Honda Dream SI Racing)で、5番グリッドに名越哲平(SDG Honda Racing)、7番グリッドに清成龍一(TOHO Racing)、8番グリッドに作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)、9番グリッドに岩田悟(Team ATJ)が続きました。
水野がホールショットを決め、3番手に名越が続きました。S字コーナーで2番手に落ちた水野を名越が追いました。シケインで名越がトップに浮上し、オープニングラップを制します。それを水野、作本、岩田らが追いました。2周目の1コーナーで清成、秋吉耕佑(MurayamaUnso.Honda Dream.K.W)が接触し、転倒します。この影響からセーフティカーが導入されましたが、5周を終えて解除されました。
レースは名越をトップに再開されましたが、水野が1コーナーで名越をかわして首位に立ちます。その後は2人のトップ争いが続きました。スプーンカーブで名越が前に出ますが、カーブの出口では水野が先行。続く130Rでは名越が首位を奪いシケインに入りますが、水野が仕掛けて前に出ます。
6周目、水野、名越、作本、伊藤和輝(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)、ザクワン・ザイディ(Honda Asia-Dream Racing with SHOWA)を含む11台が、コンマ差で続きました。
8周目に名越は1コーナーでコースアウトし、レースに復帰しますが4番手にポジションダウン。トップ水野、6番手作本、8番手岩田、9番手伊藤の並びとなります。9周目、水野、名越らトップ4を追う作本が5番手に上がります。
トップ争いは水野ら2人に絞られ、3番手争いに名越、5番手争いを作本、岩田、伊藤が繰り広げました。11周目、トップを守ってきた水野がオーバーテイクされ2番手に。16周目にデグナーカーブで降雨があり、レッドクロスが提示されます。17周目、ヘアピンカーブでトップ争いのラインがクロス。水野が仕掛けて前に出るも、激しいトップ争いとなりました。最終シケインで岡本裕生(ヤマハ)がコースアウトし、そのままトップチェッカーを受けましたが、その後、順位降格となり、2番手でチェッカーを受けた水野の優勝が決まりました。名越が4位、伊藤が5位となりました。作本は9位となりました。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック！
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/
セーフティカーが導入されたあと、思うようにペースを上げられませんでした。名越選手を抜いて、自分のペースをつくろうと考えましたが思うようにいかず、それでも最後は自分の方がブレーキングのアドバンテージがあると思っていたので、イン、アウトと振って勝負しました。トップでチェッカーとはならず複雑ですが、優勝は優勝なので喜びたいと思います
セーフティカーが導入されたあと、思うようにペースを上げられませんでした。名越選手を抜いて、自分のペースをつくろうと考えましたが思うようにいかず、それでも最後は自分の方がブレーキングのアドバンテージがあると思っていたので、イン、アウトと振って勝負しました。トップでチェッカーとはならず複雑ですが、優勝は優勝なので喜びたいと思います
安全マージンを考えて、だいぶ手前でブレーキングしていたのですが、岡本選手のスリップに引き込まれるようなかたちでコースアウトしてしまいました。表彰台に登れず残念ですが、レース1の課題をクリアすることができたと思います。来年につながるレースになりました
安全マージンを考えて、だいぶ手前でブレーキングしていたのですが、岡本選手のスリップに引き込まれるようなかたちでコースアウトしてしまいました。表彰台に登れず残念ですが、レース1の課題をクリアすることができたと思います。来年につながるレースになりました
予選グリッドが悪いのに、スタートで失敗してしまい、追い上げるしかないレースとなりました。1台ずつ確実に抜いていきましたが、レース中盤から厳しい戦いになってしまいました。それでも、集団の前でゴールできたことはよかったと思っています。今年からJSB1000クラスにフル参戦し、たくさんの学びがありました。今年の課題をクリアするためのオフシーズンを過ごしたいと思います
予選グリッドが悪いのに、スタートで失敗してしまい、追い上げるしかないレースとなりました。1台ずつ確実に抜いていきましたが、レース中盤から厳しい戦いになってしまいました。それでも、集団の前でゴールできたことはよかったと思っています。今年からJSB1000クラスにフル参戦し、たくさんの学びがありました。今年の課題をクリアするためのオフシーズンを過ごしたいと思います
JSB1000 決勝レース2
| Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 水野 涼 | 36 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 37'35.463 |
| 2 | 岡本 裕生 | 3 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 | YAMAHA | 37'35.359 |
| 3 | 亀井 雄大 | 5 | YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN | Suzuki | 37'40.501 |
| 4 | 名越 哲平 | 15 | SDG Honda Racing | Honda | 37'40.648 |
| 5 | 伊藤 和輝 | 38 | Honda Dream RT SAKURAI HONDA | Honda | 37'48.068 |
| 6 | 渥美 心 | 82 | YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN | Suzuki | 37'48.415 |
| 7 | 岩田 悟 | 7 | Team ATJ | Honda | 37'49.325 |
| 9 | 作本 輝介 | 4 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 37'51.945 |
| 11 | Zaqhwan ZAIDI | 60 | Honda Asia-Dream Racing with SHOWA | Honda | 38'01.481 |
| 12 | Andi Farid IZDIHAR | 61 | Honda Asia-Dream Racing with SHOWA | Honda | 38'01.851 |
| 16 | 杉山 優輝 | 35 | Sofukai Honda Suzuka RT | Honda | 38'28.646 |
| - | 秋吉 耕佑 | 12 | MurayamaUnso.Honda Dream.K.W | Honda | +16Laps |
| - | 清成 龍一 | 10 | TOHO Racing | Honda | +16Laps |
