水野がJSB1000クラス初優勝を達成
全日本ロードレース選手権第8戦が鈴鹿サーキット(三重県)で開催されました。今大会JSB1000クラスは2レース開催で、10月14日(土)は予選と決勝レース1が行われました。
決勝レース1のグリッドは予選のベストタイムで決まり、Honda勢トップは水野涼(Astemo Honda Dream SI Racing)が5番手、名越哲平(SDG Honda Racing)が6番手、7番手に清成龍一(TOHO Racing)、9番手に作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)となりました。
水野はスタートダッシュを決めてトップ争いに加わり、2周目の日立Astemoシケインで首位に躍り出ます。4周目も水野がトップで周回を重ね、清成は4番手に浮上しトップ集団に加わりました。7番手の名越は、5番手争いの岩田悟(Team ATJ)らの背後に迫ります。
7周目に名越は5番手に浮上し、9周目に水野、清成ら5名のトップ集団を捉えました。
水野は10周目、11周目にポジションを1つずつ落とし3番手、4番手清成、5番手名越とポジションが変わりました。13周目に水野は積極的に前に出て、最終コーナーで首位を奪い返します。
しかし、14周目で水野は3番手にポジションを落とし、それを清成が追いました。そのまま、3番手水野、4番手清成の順で最終ラップに突入し、激しいトップ争いが繰り広げられますが、日立Astemoシケインで先頭2台が接触し転倒する波乱となりました。
そのアクシデントをすり抜けた水野がトップでチェッカーを受け、自身にとってもチームにとっても、Honda CBR1000RR-Rにとっても、JSB1000クラス初めての勝利となりました。
清成は2位に入り、Honda勢は1-2フィニッシュ。名越は4位となりました。後続は追い上げた伊藤和輝(Honda Dream RT 桜井ホンダ)が6位、岩田が7位でチェッカーを受けました。
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JSB1000 決勝レース1
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time |
---|---|---|---|---|---|
1 | 水野 涼 | 36 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 31'40.652 |
2 | 清成 龍一 | 10 | TOHO Racing | Honda | 31'41.021 |
3 | 津田 拓也 | 37 | AutoRace Ube Racing Team | Suzuki | 31'46.602 |
4 | 名越 哲平 | 15 | SDG Honda Racing | Honda | 31'47.408 |
5 | 亀井 雄大 | 5 | YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN | Suzuki | 31'47.663 |
6 | 伊藤 和輝 | 38 | Honda Dream RT SAKURAI HONDA | Honda | 31'54.086 |
7 | 岩田 悟 | 7 | Team ATJ | Honda | 31'54.395 |
10 | Zaqhwan ZAIDI | 60 | Honda Asia-Dream Racing with SHOWA | Honda | 32'03.515 |
11 | Andi Farid IZDIHAR | 61 | Honda Asia-Dream Racing with SHOWA | Honda | 32'06.204 |
12 | 秋吉 耕佑 | 12 | MurayamaUnso.Honda Dream.K.W | Honda | 32'06.465 |
13 | 作本 輝介 | 4 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 32'22.878 |
14 | 杉山 優輝 | 35 | Sofukai Honda Suzuka RT | Honda | 32'32.804 |