水野が3位表彰台を獲得

オートポリス

9月3日(日)に全日本ロードレース選手権第6戦JSB1000クラスのレース2決勝が行われました。グリッドは土曜日に行われた予選のセカンドタイムで決定しました。

Honda勢トップは、5番グリッドの水野涼(Astemo Honda Dream SI Racing)。6番グリッドには岩田悟(Team ATJ)、7番グリッドに名越哲平(SDG Honda Racing)、8番グリッドに清成龍一(TOHO Racing)が入りました。

18周で争われたレース2決勝は、トップ2人を3番手の水野が追いかける中、4番手以下はポジションを入れ替えながらレースが進みました。7周目には伊藤和輝(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)が、前をいく岩田をパスして8番手となると、8周目には名越が4番手に浮上し、水野の背後に迫ります。

9周目には、名越がついに水野を捕らえて3番手に浮上。作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)も5番手に上がり、前を行く名越、水野を追いかけます。3番手争いは名越、水野、作本、亀井雄大(スズキ)の4台となり、伊藤が少し遅れて追うかたちとなりました。

11周目、水野が3番手を奪い返すと、名越、亀井、作本がそれを僅差で追う展開に。伊藤が遅れ、その後方で清成は単独7番手、岩田も単独8番手で続きました。

激闘が続いた3位争いを制したのは水野。わずかの差で名越は4位となりました。作本は6位でチェッカーを受け、伊藤は7位。8位は清成、9位は岩田となりました。

HRC公式Instagramで最新情報をチェック！
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

水野涼 ³⁶

Astemo Honda Dream SI Racing

レース1決勝では仕掛けきれずに4位だったので、レース2決勝で表彰台に立てたのはよかったと思います。しかし、前戦のもてぎ2&4レースではヤマハの2人とトップ争いができていたのに、今回は大きく離されてしまいました。とても悔しいですし、なんとかしなければならないと強く思います。残りは3レースですが、しっかりとトップ争いができるように挑みたいと思います

名越哲平 ¹⁵

SDG Honda Racing

ここ数戦、納得できるレースができていなかったため、流れを取り戻したいと挑んだレースでした。内容的には確実に前進できていたのですが、最後に競り勝てなかったことが悔しいです。表彰台争いはできたので、次戦ではもっと前に出るレースをします。セットアップではいい手応えをつかむことができているので、次戦では結果を求めていきます

作本輝介 ⁴

Astemo Honda Dream SI Racing

レース1決勝で得た課題について、レース2決勝朝のウオームアップで対策しました。いい感触を得た部分もありましたが、もう一歩踏み込んだフィーリングを得ることはできませんでした。最後にはうまくペースを上げることができず、3番手集団の中で仕掛けることができませんでした。とても悔しいですが、この結果を受け止めて、次戦の岡山国際サーキットでは、きっちり勝負をします

JSB1000 決勝レース2

Pos.	Rider	Num.	チーム	Constr.	Time/Gap
1	中須賀克行	1	YAMAHA FACTORY RACING TEAM	Yamaha	32'56.371
2	岡本裕生	3	YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2	Yamaha	+0.067
3	水野涼	36	Astemo Honda Dream SI Racing	Honda	+24.822
4	名越哲平	15	SDG Honda Racing	Honda	+24.889
5	亀井雄大	5	YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN	Suzuki	+25.346
6	作本輝介	4	Astemo Honda Dream SI Racing	Honda	+25.841
7	伊藤和輝	38	Honda Dream RT SAKURAI HONDA	Honda	+31.257
8	清成龍一	10	TOHO Racing	Honda	+32.134
9	岩田悟	7	Team ATJ	Honda	+36.248

12	秋吉耕佑	12	MurayamaUnso.Honda Dream.K.W	Honda	+45.759
13	杉山優輝	35	Sofukai Honda Suzuka RT	Honda	+53.691
16	田尻悠人	21	GOSHI Racing	Honda	+1'04.950
22	須貝義行	40	TEAM SUGAI RACING JAPAN	Honda	+1Lap