尾野がオートポリスで4連勝を飾る
全日本ロードレース選手権J-GP3クラス第6戦がオートポリス(大分県)で開催されました。 9月2日(土)に行われた予選では、尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)がポールポジションを獲得。2番グリッドに彌榮郡(MARUMAE with Club PARIS)。3番グリッドに特別参加枠の池上聖竜(TN45 with MotoUP Racing)が入り、Honda勢がフロントローに並びました。

快晴となり気温が上がる中で、14周の決勝がスタートしました。オープニングラップは尾野、池上、彌榮の順に通過。2周目には彌榮が池上をかわし、トップの尾野へと迫ります。そして、4周目のシケインで彌榮が尾野を捉え、1番手を奪います。2番手以降は尾野、池上、高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)、大和颯(BREASTO B-TRIBE RACING)らが大きな集団を形成し、彌榮を追いかけます。
5周目には尾野がトップを奪回し、ポジションは彌榮、高杉、大和、池上、若松怜(JAPAN POST HondaDream TP)の順に変わりました。7周目には彌榮、大和、尾野、高杉、若松の順となり、この5台がトップ集団を形成。後続を突き放します。
8周目は尾野、9周目は彌榮と、トップが目まぐるしく入れ替わる戦いが繰り広げられ、最終ラップのコントロールラインは4台が並んで通過。最後に勝利を手にしたのは尾野でした。2位はわずか0.036秒差で彌榮。大和が3位、4位に若松が入りました。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

自分のペースが上がりきらなかったので、逃げきるレースは難しいと思い、抜かれたら抜き返す、やられたらやり返す、というレースをしようと思いました。彌榮選手にとって、オートポリスは地元のコースなので、なにがなんでも勝ちたい、という気持ちがあることは、レース前から分かっていました。これまで以上にインを締めていましたが、それでも攻めてくるという走りでした。最終コーナーで前に出られましたが、コントロールラインでは自分が前に出られると思っていました。とてもいいレースができてうれしいです。勝つことができてよかったです
自分のペースが上がりきらなかったので、逃げきるレースは難しいと思い、抜かれたら抜き返す、やられたらやり返す、というレースをしようと思いました。彌榮選手にとって、オートポリスは地元のコースなので、なにがなんでも勝ちたい、という気持ちがあることは、レース前から分かっていました。これまで以上にインを締めていましたが、それでも攻めてくるという走りでした。最終コーナーで前に出られましたが、コントロールラインでは自分が前に出られると思っていました。とてもいいレースができてうれしいです。勝つことができてよかったです

スタートで失敗してしまいましたが、落ち着いて尾野選手の後ろにつきました。尾野選手が前に行くとペースが乱れるので、自分が前に行きたかったのですが、バトルになりました。それでもラスト2周でペースアップしようと考え、落ち着いて走ることを心がけました。結果は負けてしまいましたが、最終ラップの最終コーナーで絶対に前に出ると決めていて、それが実行できたので悔いはないです。(僕は)九州の鹿児島出身で、オートポリスは地元のため、何が何でも勝ちたかったです。でも、全力を出しきったレースができました
スタートで失敗してしまいましたが、落ち着いて尾野選手の後ろにつきました。尾野選手が前に行くとペースが乱れるので、自分が前に行きたかったのですが、バトルになりました。それでもラスト2周でペースアップしようと考え、落ち着いて走ることを心がけました。結果は負けてしまいましたが、最終ラップの最終コーナーで絶対に前に出ると決めていて、それが実行できたので悔いはないです。(僕は)九州の鹿児島出身で、オートポリスは地元のため、何が何でも勝ちたかったです。でも、全力を出しきったレースができました

オートポリスでの走行経験がなく、事前テストで初めて走りました。コースを覚えることが優先で、タイムアタックのために新しいタイヤを履いたのは予選日でした。いつもは失敗してしまうスタートはうまくいったものの、予選順位が悪かったので、追い上げのレースとなりました。それでも上位に行く力はあると思っていました。トップ争いに加わり彌榮選手を抜きましたが、ヘアピンのインを締めているのに、そこで刺されました。来ると思っていなかったので、今回の彌榮選手の気合を感じました。一緒にバトルをしていたら転倒の危険もあると思い、確実にポイントを取る作戦に変更しました。ここまでの2戦はノーポイントだったので、絶対にポイントを取ると約束していました。3位でしたが、チェッカーを受けることができてよかったと思います
オートポリスでの走行経験がなく、事前テストで初めて走りました。コースを覚えることが優先で、タイムアタックのために新しいタイヤを履いたのは予選日でした。いつもは失敗してしまうスタートはうまくいったものの、予選順位が悪かったので、追い上げのレースとなりました。それでも上位に行く力はあると思っていました。トップ争いに加わり彌榮選手を抜きましたが、ヘアピンのインを締めているのに、そこで刺されました。来ると思っていなかったので、今回の彌榮選手の気合を感じました。一緒にバトルをしていたら転倒の危険もあると思い、確実にポイントを取る作戦に変更しました。ここまでの2戦はノーポイントだったので、絶対にポイントを取ると約束していました。3位でしたが、チェッカーを受けることができてよかったと思います
J-GP3 決勝レース
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
---|---|---|---|---|---|
1 |
尾野 弘樹 |
1 |
P.MU 7C GALESPEED |
Honda |
27'53.903 |
2 |
彌榮 郡 |
4 |
MARUMAE with Club PARIS |
Honda |
+0.036 |
3 |
大和 颯 |
11 |
BREASTO B-TRIBE RACING |
Honda |
+0.087 |
4 |
若松 怜 |
7 |
JAPAN POST HondaDream TP |
Honda |
+0.306 |
5 |
高杉 奈緒子 |
6 |
TEAM NAOKO KTM |
KTM |
+5.469 |
6 |
池上 聖竜 |
50 |
TN45 with MotoUP Racing |
Honda |
+5.676 |
7 |
森 俊也 |
8 |
TEAM PLUSONE |
Honda |
+5.816 |
8 |
徳留 真紀 |
5 |
MARUMAE MTR |
Honda |
+20.182 |
9 |
木内 尚汰 |
3 |
Team Plusone |
Honda |
+20.233 |
10 |
松島 璃空 |
26 |
BREASTO B-TRIBE RACING |
Honda |
+20.321 |
11 |
岡崎 静夏 |
14 |
JAPAN POST HondaDream TP |
Honda |
+21.009 |
12 |
武中 駿 |
18 |
BREASTO B-TRIBE RACING |
Honda |
+21.031 |
13 |
上江洲 葵要 |
17 |
P.MU 7C GALESPEED |
Honda |
+21.400 |
14 |
桐石 瑠加 |
27 |
P.MU 7C GALESPEED ChallengeFox |
Honda |
+27.890 |
15 |
大田 隼人 |
23 |
MARUMAE DreamKITAKYUSHU CPARIS |
Honda |
+33.751 |
16 |
中島 元気 |
13 |
Honda Hamamatsu ESCARGOT RT |
Honda |
+41.905 |
17 |
田中 風如 |
25 |
WJ-FACTORY |
Honda |
+41.937 |
19 |
森島 諒 |
30 |
RRF+TECH-R |
Honda |
+1'50.803 |
20 |
井利元 新 |
34 |
PlanBee Racing RSC |
Honda |
+2'00.584 |
21 |
墨 拓斗 |
28 |
Team KOHSAKA |
Honda |
+1Lap |
- |
山本 恭裕 |
24 |
TeamLife.HondaDream Kitakyushu |
Honda |
- |










