名越哲平が4レース連続で表彰台に登壇
鈴鹿サーキット2&4レースとして開催された全日本ロードレース選手権第2戦。2日目は、JSB1000クラスのレース2が行われました。
グリッドは、予選のセカンドベストタイムで決まり、水野涼(Astemo Honda Dream SI Racing) が3番手でフロントロー。岩田悟(Team ATJ)は5番手、日浦大治朗(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)は6番手、名越哲平(SDG Honda Racing)は7番手からのスタートとなりました。
名越は3列目グリッドから、見事なロケットスタートでホールショットを奪い、序盤は2番手の水野とともに、Honda勢で1、2のフォーメーションとなりました。オープニングラップは名越、水野、中須賀克行(ヤマハ)、岡本裕生(ヤマハ)、作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)の順となりました。
2周目に、水野はシケインで名越を捉えますが、3周目の1コーナーでラインがクロスし、名越が首位を再び奪い返します。名越、水野、中須賀、岡本、作本がトップ集団を形成し、それを津田拓也(スズキ)、渥美心(スズキ)、國峰啄磨(TOHO Racing)が追う展開の中、4周目には中須賀が2番手に浮上して、水野は3番手に後退します。
5周目には、名越、中須賀、岡本、水野と順位が入れ替わり、6周目には作本が水野を捉えて、4番手に浮上します。その後も、名越、中須賀、岡本によるトップ争いが続き、その後方で、作本、日浦、水野による4番手争いとなりました。
13周目の1コーナーで、名越は中須賀に首位を明け渡し、そこからは追いかける展開になります。さらに、ヘアピンでは岡本に追い抜かれますが、130Rで再び挑み、2番手を奪い返します。レースは、逃げる中須賀と、名越、岡本による2番手争いとなり、各コーナーでバトルが繰り広げられました。
激しい攻防の末、名越は4レース連続の3位でチェッカーを受けました。さらに、最終ラップの攻防で水野は4位、作本は5位となりました。8位に岩田、9位に國峰、10位に清成龍一(TOHO Racing)。4番手争いをしていた日浦は、残り2ラップでトラブルのため後退し、35位となりました。
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いいスタートが切れて、自分のペースで走り切れたと思います。自分にはあれ以上のペースも引き出しもなく、抜かれたら離されてしまうと思ったので、抜き返すしかなく…。最終的に3位でしたが、トップを走ることができて、これまでとは違うレースができたと思います。前進できていると感じられたので、このまま突き進みたいと思います
いいスタートが切れて、自分のペースで走り切れたと思います。自分にはあれ以上のペースも引き出しもなく、抜かれたら離されてしまうと思ったので、抜き返すしかなく…。最終的に3位でしたが、トップを走ることができて、これまでとは違うレースができたと思います。前進できていると感じられたので、このまま突き進みたいと思います
レース1ではうまく走れず悔しい思いをしたので、リベンジするためのレース2決勝でした。ただ、うまくマシンのセットを詰め切れなくて、名越選手のマシンに追いつくことができませんでした。この差はセットアップの違いなので、ネガティブな部分を消していきたいです。チームとしても課題は分かっているので、そこを立て直してトップ争いができるようにしたいです。それができると思うし、できるチームです。次のSUGOでは悔しい思いをしないように挑んでいきます
レース1ではうまく走れず悔しい思いをしたので、リベンジするためのレース2決勝でした。ただ、うまくマシンのセットを詰め切れなくて、名越選手のマシンに追いつくことができませんでした。この差はセットアップの違いなので、ネガティブな部分を消していきたいです。チームとしても課題は分かっているので、そこを立て直してトップ争いができるようにしたいです。それができると思うし、できるチームです。次のSUGOでは悔しい思いをしないように挑んでいきます
予選グリッドが、レース1同様に悪かったので、いいスタートを決めて前に行こうと考えていました。スタートは悪くなかったのですが、1コーナーでの位置取りが悪く、スタートの良さを生かせなかったです。セカンド集団から抜けることができずに4番手争いになってしまいました。日浦選手が失速して、ぶつかってしまうかと思いましたが回避できました。最終的に水野選手にシケインで前に出られ、取り返すことができずにチェッカーになりました。マシンに合わせたライディングができずにつらいレースが続いているので、次戦ではトップ争いができるように準備したいと思います
予選グリッドが、レース1同様に悪かったので、いいスタートを決めて前に行こうと考えていました。スタートは悪くなかったのですが、1コーナーでの位置取りが悪く、スタートの良さを生かせなかったです。セカンド集団から抜けることができずに4番手争いになってしまいました。日浦選手が失速して、ぶつかってしまうかと思いましたが回避できました。最終的に水野選手にシケインで前に出られ、取り返すことができずにチェッカーになりました。マシンに合わせたライディングができずにつらいレースが続いているので、次戦ではトップ争いができるように準備したいと思います
JSB1000 決勝レース2
| Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 中須賀 克行 | 1 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | YAMAHA | 33'48.552 |
| 2 | 岡本 裕生 | 3 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 | YAMAHA | 33'51.123 |
| 3 | 名越 哲平 | 15 | SDG Honda Racing | Honda | 33'52.761 |
| 4 | 水野 涼 | 36 | Astemo HondaDream SI Racing | Honda | 33'59.651 |
| 5 | 作本 輝介 | 4 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 34'00.319 |
| 6 | 津田 拓也 | 37 | AutoRace Ube Racing Team | SUZUKI | 34'00.516 |
| 8 | 岩田 悟 | 7 | Team ATJ | Honda | 34'11.827 |
| 9 | 國峰 啄磨 | 19 | TOHO Racing | Honda | 34'11.903 |
| 10 | 清成 龍一 | 10 | TOHO Racing | Honda | 34'12.165 |
| 12 | Zaqhwan Zaidi | 60 | Honda Asia-Dream Racing with SHOWA | Honda | 34'16.832 |
| 14 | Andi Farid Izdihar | 61 | Honda Asia-Dream Racing with SHOWA | Honda | 34'27.093 |
| 16 | 伊藤 和輝 | 38 | Honda Dream RT SAKURAI HONDA | Honda | 34'30.545 |
| 17 | 杉山 優輝 | 35 | Sofukai Honda Suzuka RT | Honda | 34'34.731 |
| 20 | 荒川 晃大 | 55 | MOTO BUM HONDA | Honda | 34'51.128 |
| 21 | 黒木 玲徳 | 20 | GOSHI Racing | Honda | 34'54.507 |
| 25 | 出口 修 | 69 | MurayamaUnso.Honda Dream.KW | Honda | 35'05.306 |
| 28 | 田尻 悠人 | 21 | GOSHI Racing | Honda | 35'19.284 |
| 31 | 加藤 高史 | 68 | Honda soyukai Tochigi Racing #112 | Honda | 35'36.333 |
| 32 | 小島 一浩 | 71 | HondaRyokuyoukaiKumamotoRacing | Honda | 35'36.414 |
| 35 | 日浦大治朗 | 16 | Honda Dream RT SAKURAI HONDA | Honda | 31'50.737 |
| 秋吉 耕佑 | 12 | MurayamaUnso.Honda Dream.K.W | Honda | 2'45.249 | |
