名越哲平が2レース連続の表彰台に登壇
モビリティリゾートもてぎJSB1000クラスのレース2決勝は、気温が下がり、前日のレース1とは違うコンディションでのスタートとなりました。周回数も15周から20周と伸びます。
グリッドは予選のセカンドベストタイムで決まり、名越哲平(SDG Honda Racing)が4番手、水野涼(Astemo Honda Dream SI Racing)が5番手、水野のチームメート作本輝介が6番手と、Honda勢の上位は2列目に並ぶ形となりました。
決勝では水野が好スタートを切り、3コーナーでトップを行く中須賀克行（ヤマハ）をかわして首位を奪い、序盤をリード。オープニングラップは水野、中須賀、作本、岡本裕生（ヤマハ）、名越の順となりました。
3周目には、このトップ集団に秋吉耕佑(MurayamaUnso.Honda Dream.K.W)が追い付き、6台の集団となります。6周目には雨が落ち始めたことでレッドクロスが提示され、難しいコンディションに変化。レースは中須賀が水野と入れ替わり首位に立ちます。水野はファステストラップを記録しながら中須賀に食い下がりますが、9周目に入って中須賀がリードを拡大。作本は岡本の先行を許し4番手に後退しました。
12周目にはまたしても局地的に雨が落ちてきて、レッドクロスが提示されます。14周目に水野が岡本にパスされ、3番手に後退。その背後に名越を従えて、3人での2位グループが形成されます。17周目に水野はヘアピンで岡本を抜き返して2番手浮上、名越も18周目に岡本をパスして3番手へと浮上しました。名越は、その勢いのままS字コーナーで水野をパスして2番手に上がり、3人の集団をリードします。
激しい攻防の中、岡本、名越、水野の順で残り1周。岡本が先行し、水野と名越の3番手争いとなり、水野が前に出る場面もありましたが、最終的には名越が前に出て、2レース連続の3位でチェッカーを受けました。4位に水野、5位に作本、6位に秋吉。清成龍一(TOHO Racing)は7位でチェッカーを受けました。伊藤和輝(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)は9位となり、トップ10に入りました。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック！
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/
後半の追い上げで3位になれましたが、前半から前に行く展開を作れたら、もっといい結果も考えられたと思います。ケガからの復帰戦で、レース1、2と両方で3位になり表彰台に上がれたことはよかったですが、自分もチームも求めているものは3位ではないので、勝てなかった悔しさをもって、次戦では、開幕戦とは違うレースを見せたいです
後半の追い上げで3位になれましたが、前半から前に行く展開を作れたら、もっといい結果も考えられたと思います。ケガからの復帰戦で、レース1、2と両方で3位になり表彰台に上がれたことはよかったですが、自分もチームも求めているものは3位ではないので、勝てなかった悔しさをもって、次戦では、開幕戦とは違うレースを見せたいです
同じHonda勢の名越選手に負けたのは、とても悔しい結果です。それでもレースを走り切ることができて、このチーム特有のライディングが分かったので、それは収穫だと思っています。この経験を、絶対に次の鈴鹿2&4に生かしていきます
同じHonda勢の名越選手に負けたのは、とても悔しい結果です。それでもレースを走り切ることができて、このチーム特有のライディングが分かったので、それは収穫だと思っています。この経験を、絶対に次の鈴鹿2&4に生かしていきます
序盤はよかったのですが、後半にかけて辛いレースになり、レース1と同じ展開でとても悔しい結果になりました。昨年の後半戦から、JSB1000クラスのマシンにも慣れ、序盤からペースを上げられるようになって、今回も予選ではユーズドタイヤでもタイムアップができ、自分なりに進歩を感じているので、それを結果につなげることができないのが悔しいです。対策をして、最後までアベレージを維持できるようにします
序盤はよかったのですが、後半にかけて辛いレースになり、レース1と同じ展開でとても悔しい結果になりました。昨年の後半戦から、JSB1000クラスのマシンにも慣れ、序盤からペースを上げられるようになって、今回も予選ではユーズドタイヤでもタイムアップができ、自分なりに進歩を感じているので、それを結果につなげることができないのが悔しいです。対策をして、最後までアベレージを維持できるようにします
JSB1000 決勝レース2
| Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 中須賀 克行 | 1 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 36'30.063 |
| 2 | 岡本 裕生 | 3 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 | Yamaha | +8.297 |
| 3 | 名越 哲平 | 15 | SDG Honda Racing | Honda | +9.237 |
| 4 | 水野 涼 | 36 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | +10.100 |
| 5 | 作本 輝介 | 4 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | +22.212 |
| 6 | 秋吉 耕佑 | 12 | MurayamaUnso.Honda Dream.K.W | Honda | +30.614 |
| 7 | 清成 龍一 | 10 | TOHO Racing | Honda | +30.789 |
| 9 | 伊藤 和輝 | 38 | Honda Dream RT SAKUTRAI HONDA | Honda | +1'01.032 |
| 11 | 杉山 優輝 | 35 | Sofukai Honda Suzuka RT | Honda | +1'12.254 |
| 13 | 今野 由寛 | 33 | MurayamaUnso.Honda Dream.K.W | Honda | +1'22.152 |
| 19 | 須貝 義行 | 40 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | Honda | +1Lap |
| DNF | 岩田 悟 | 7 | Team ATJ | Honda | - |
JSB1000 ランキング
| Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Pts |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 中須賀克行 | 1 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | ヤマハ | 50 |
| 2 | 岡本裕生 | 3 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 | ヤマハ | 40 |
| 3 | 名越哲平 | 15 | SDG Honda Racing | Honda | 32 |
| 4 | 作本輝介 | 4 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 22 |
| 5 | 秋吉耕佑 | 12 | Murayama.Honda Dream.RT | Honda | 19 |
| 6 | 清成龍一 | 10 | TOHO Racing | Honda | 16 |
| 7 | 水野涼 | 36 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 13 |
| 9 | 伊藤和輝 | 38 | Honda Dream RT SAKURAI HONDA | Honda | 13 |
| 11 | 岩田悟 | 7 | Team ATJ | Honda | 10 |
| 14 | 杉山優輝 | 35 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | 7 |
| 16 | 今野由寛 | 33 | Murayama.Honda Dream.RT | Honda | 3 |
