JSB1000 決勝レース1
JSB1000 2023
Round 2

名越哲平が開幕戦に続き3位表彰台を獲得

jp 鈴鹿サーキット

全日本ロードレース選手権第2戦は、鈴鹿サーキットで鈴鹿2&4レースとしてJSB1000クラスのみ2レースが開催されます。今大会は、鈴鹿8時間耐久ロードレース参戦のためのトライアウトも兼ねており、総勢70台でレースが行われました。

名越哲平が開幕戦に続き3位表彰台を獲得

Hondaを代表するチームであるAstemo Honda Dream SI Racingの作本輝介と水野涼、SDG Honda Racingの名越哲平、そして秋吉耕佑(MurayamaUnso.Honda Dream.K.W)もトライアウトに参加。そのほか、アジアロードレース選手権に参戦するHonda Asia-Dream Racing with SHOWAのザクワン・ザイディとアンディ・ファリド・イズディハール、ST1000に参戦の荒川晃大(MOTO BUM HONDA)もスポット参戦で鈴鹿8耐トライアウトに参加しました。レース1の鈴鹿8耐トライアウト組の中で、最大10チームが鈴鹿8耐参戦権利を得ることになります。

予選では、ベストタイムがレース1決勝のグリッドに適応されます。強い風が吹くコンディションの中、名越が1番手に僅差で迫り2番グリッドを獲得。5番手に水野、6番手に日浦大治朗(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)、8番手に岩田悟(Team ATJ)、9番手に秋吉と続き、スポット参戦の荒川は2分7秒台を記録して10番手につけました。

14周で争われるレース1は晴天となったものの、変わらず強い風が吹くコンディションとなりました。1周目を中須賀克行(ヤマハ)、岡本裕生(ヤマハ)に続く3番手で終えた名越は、2周目には2番手に浮上。3周目に3番手に後退したものの、3台でトップ集団を形成します。2周目で津田拓也(スズキ)を捉え、4番手に浮上した水野は、2分5秒台にタイムアップしてトップ争いに迫りました。

5周目には名越も2分5秒台に入れ、先頭を行く2台に迫りますが、オーバーテイクはならず。また、一度はトップ集団に追いついた水野ですが、その後遅れてしまいトップ3との差が広がります。水野とともに日浦、津田、作本、國峰啄磨(TOHO Racing)、岩田が4番手争いを繰り広げました。

10周目には4番手に日浦が浮上、水野は5番手となります。12周目には4番手の日浦を津田、作本が追う展開となり、水野は7番手へとダウンします。

14周を終え、名越は3位でフィニッシュ。4位に日浦、6位に作本が入り、7位に水野、9位に國峰、10位に岩田と続きました。スポット参戦のザクワンは14位、アンディは16位、荒川は23位でチェッカーを受けました。

鈴鹿8耐トライアウトは名越が1位、作本が3位、水野が4位、ザクワンが6位、そしてアンディが7位で通過。秋吉はオープニングラップでピットロードに入り、そのままリタイアとなりました。


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名越 哲平
名越 哲平 15
SDG Honda Racing
開幕戦に続いての3位で、悔しさは変わりませんが、内容的には違った3位を得ることができたと思います。序盤からペースを上げていけましたし、開幕戦とは違った積極的なレースができたと思います。残り3~4ラップは、耐えるしかできませんでしたが、予選でも決勝でも2分5秒台を記録することができて、そのタイムに自分でも驚いている部分もあります。決勝のよいアベレージを最後まで出せるように、レース2ではしっかり走りたいと思います

日浦 大治朗 10
Honda Dream RT 桜井ホンダ
スタートが決まって、流れについて行くことができました。鈴鹿(サーキット)の自己ベストは2分6秒2ですが、決勝では2分6秒3まで出すことができて、今、やれることは100%出せたと思います。レース2決勝に向けてメカニックさんと相談して、もっとアベレージを上げて行くレースができるように対策を考えたいです。トップ争いに追いつきHonda勢トップになれるようにがんばります

作本 輝介
作本 輝介 4
Astemo Honda Dream SI Racing
レースウイークの流れは悪くなかったのですが、予選でうまくタイムをアップすることができませんでした。グリッドが悪くて、追い上げなければと思っていましたが、スタートはうまくいきました。しっかりとペースを維持してトップ争いに追いつきたかったのですが、トップ争いのペースが自分になく、加わることができずに残念に思っています。名越選手のペースまでもっていけるように、これからできることを準備して、レース2ではもっと前に行きたいと思います

水野 涼
水野 涼 36
Astemo Honda Dream SI Racing
自分の調子はよく、いい流れのウイークが過ごせたと思います。決勝でも予選よりもいいタイムが記録できました。その好調を維持できなかったのが悔しいです。開幕戦のもてぎでも決勝で落ちてしまい、その状況を変えたいと思います。決勝での組み立てを含め、力を出せるように考えて行きたいです。レース2では、最後までよいアベレージで走れるように考えて挑みます

JSB1000 レース1

Pos.RiderNum.チームConstr.Time/Gap
1中須賀 克行1YAMAHA FACTORY RACING TEAMYAMAHA29'30.044
2岡本 裕生3YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2YAMAHA29'31.909
3名越 哲平15SDG Honda RacingHonda29'34.405
4日浦 大治朗16Honda Dream RT SAKURAI HONDAHonda29'44.404
5津田 拓也37AutoRace Ube Racing TeamSUZUKI29'45.743
6作本 輝介4Astemo Honda Dream SI RacingHonda29'46.174
7水野 涼36Astemo HondaDream SI RacingHonda29'50.936
9國峰 啄磨19TOHO RacingHonda29'53.511
10岩田 悟7Team ATJHonda29'53.665
12清成 龍一10TOHO RacingHonda30'06.359
14Zaqhwan Zaidi60Honda Asia-Dream Racing with SHOWAHonda30'06.864
16Andi Farid Izdihar61Honda Asia-Dream Racing with SHOWAHonda30'17.886
17杉山 優輝35Sofukai Honda Suzuka RTHonda30'18.590
18伊藤 和輝38Honda Dream RT SAKURAI HONDAHonda30'19.058
22黒木 玲徳20GOSHI RacingHonda30'32.074
23荒川 晃大55MOTO BUM HONDAHonda30'32.625
30田尻 悠人21GOSHI RacingHonda30'51.950
36加藤 高史68Honda soyukai Tochigi Racing #112Honda31'05.859
37小島 一浩71HondaRyokuyoukaiKumamotoRacingHonda31'21.246
 出口 修69MurayamaUnso.Honda Dream.KWHonda5'46.196
 秋吉 耕佑12MurayamaUnso.Honda Dream.K.WHonda-

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