J-GP3 決勝
J-GP3 2022
Round 8

上原が優勝。2位の尾野は年間チャンピオンV2を達成

jp 鈴鹿サーキット

尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が115ポイントでランキングトップ、2位に上原大輝(Team Plusone)が97ポイントにつけ、3位の木内尚太(Team Plusone)が77ポイントで最終戦に挑みました。

上原が優勝。2位の尾野は年間チャンピオンV2を達成

予選でポールポジションは木内で、レコードに迫る2分16秒を記録しました。決勝では尾野がホールショットを奪い、木内、徳留真紀(MARUMAE MTR)、森俊也(Team Plusone)と続きます。森を上原がかわし3番手に浮上します。ダンロップコーナーで木内が尾野を捉えトップに浮上、レースを引っ張ります。

尾野がバックストレートで木内をとらえトップに立ちますが、シケインでは木内をかわした上原が尾野からトップを奪います。オープニングラップは尾野、上原、木内、徳留、森で通過。2周目には上原、木内、尾野がトップ集団を形成します。3周目には尾野が首位を奪い、上原、木内と続きます。

4周目には上原が前に出て、尾野、木内と接近戦となります。上位3台は2分17秒台のハイペースでバトルを展開し、セカンドグループを引き離します。6周目には木内がトップを奪いますが、7周目の逆バンクで転倒があり、マシンとライダーがコース上に残され赤旗中断となります。

6周目の通過順位でグリッドに並び、5周で再スタートが切られました。尾野が好スタートを決めますが、木内が首位を奪い、尾野、上原が続きました。1周目を上原、尾野、木内、徳留、森、江澤伸哉(BOWCS. SRK Racing)が通過します。

2周目上原、木内、尾野の順でコントロールラインを通過。森は4番手浮上し、徳留、江澤、宇井陽一(IODA)、大和颯(team-Syuu)、若松怜(Bowcs. SRK Racing)らが4番手争いを繰り広げます。

4周目上原はバトルから抜け、独走態勢に持ち込み、2番手を尾野、木内で争います。上原はそのまま優勝を飾り、2番手争いでは木内が最終ラップのシケインの攻防を制しますが、尾野が並びかけて先にチェッカーを受けました。尾野は2位、木内が3位。4位に森、5位争いを制したのは江澤となりました。尾野は今季3勝を挙げシリーズチャンピオンを獲得、V2を達成しました。ランキング2位は上原、木内は3位となりました。


上原 大輝
上原 大輝 26
Team Plusone
レース1はひたすら全開で逃げたいと思いながらバトルをしていました。ですが、鈴鹿は1周が長いので、組み立てが難しく、自分のペースを完ぺきと思えるまでに上げることができなかったことで逃げるのは難しかった。第2レースではそこを引き上げられるように意識して考えて走りました。後ろがついていると思っていましたが、引き離すことができたのはよかったなと思います。最終戦を最高の勝ち方で終えることができました

尾野 弘樹
尾野 弘樹 1
P.MU 7C GALE SPEED
2年連続でチャンピオンを獲得できたことをうれしく思います、走り慣れた鈴鹿なので優勝したかったですが、最後まで、自分のメンタルコントロールをしてタイトルを決めることができてうれしい。2人のペースが速く、自分としては後半追い上げのレースの方が力を出せたと思うので、赤旗中断なく、13周連続のレースがよかったのですが、5周の短いレースでもマシンの速さに助けられて2位になることができました

木内 尚汰
木内 尚汰 7
Team Plusone
自分には余裕があったはずなのに、前に出る力が足りなかった。それが、勝った上原選手にあったのだと思います。2位になれるレースだったと思うのですが、レースの組み立てがうまくなく、また3位かぁ~という気持ちです。自分の足りないところをしっかりと考えて、力のあるライダーになりたいと思います

J-GP3 決勝

Pos. Rider Num. チーム Constr. Time/Gap
1 上原 大輝 26 Team Plusone Honda 11'30.322
2 尾野 弘樹 1 P.MU 7C GALE SPEED Honda 11'33.621
3 木内 尚汰 7 Team Plusone Honda 11'33.626
4 森 俊也 6 Team Plusone Honda 11'35.906
5 江澤 伸哉 8 BOWCS. SRK Racing Honda 11'37.696
6 徳留 真紀 4 MARUMAE MTR Honda 11'37.791
8 大和 颯 32 team-Syuu Honda 11'39.663
9 若松 怜 11 Bowcs.SRK Racing Honda 11'42.351
10 八尋 春葵 27 BATTLE FACTORY Honda 11'52.945
11 中島 元気 19 Honda Hamamatsu ESCARGOT RT Honda 11'53.252
12 岡崎 静夏 14 JAPAN POST HondaDream TP Honda 11'53.395
13 野澤 秀典 30 Nozawa Racing Family Honda 11'53.624
14 小合 真士 9 SDG Motor Sports Jr. Team Honda 11'53.789
15 山本 航 22 RIDER'S SALON YOKOHAMA Honda 11'54.723
16 山本 恭裕 20 TeamLife・Honda Dream kitakyushu Honda 11'55.975
17 武中 駿 31 BIKE HOUSE ZERO & Shirakuwaken Honda 11'56.869
18 金子 寛 41 Rairaku kikaku with RG NIWA Honda 12'05.200
20 大田 隼人 39 RSG&TeamLifewithMARUMAE Honda +1Lap
- 高橋 直輝 12 AutoRace Ube with RG NIWA Honda +1Lap
- 彌榮 郡 10 MARUMAE with Club PARIS Honda +6Laps
- 田中 風如 17 WJ FACTORY SMP Honda +9Laps

J-GP3 ランキング

Pos. Rider Num. チーム Constr. Pts
1 尾野弘樹 1 P.MU 7C GALESPEED Honda 138
2 上原大輝 26 Team Plusone Honda 125
3 木内尚汰 7 Team Plusone Honda 96
4 彌榮郡 10 MARUMAE with Club PARIS Honda 58
5 徳留真紀 4 MARUMAE MTR Honda 58
6 高杉 奈緒子 5 TEAM NAOKO KTM KTM 44
7 若松怜 11 BOWCS SRK Racing Honda 43
8 森俊也 6 Team Plusone Honda 41
9 小合真士 9 SDG Mortor Sports Jr. Team Honda 36
10 三谷然 34 P.MU 7C GALESPEED Honda 32
11 大和颯 32 team-Syuu Honda 28
12 江澤伸哉 8 BOWCS SRK Racing Honda 23
13 中島元気 19 Honda Hamamatsu ESCARGOT RT Honda 22
14 岡崎静夏 14 JAPAN POST HondaDream TP Honda 19
16 山本航 22 ライダーズサロン横浜 Honda 18
18 八尋春葵 27 BATTLE FACTORY Honda 15
19 武中駿 31 BIKE HOUSE ZERO & Shirakuwaken Honda 15
20 高橋直輝 12 AutoRace Ube with RG NIWA Honda 10
21 小田喜阿門 35 56RACING Honda 8
22 野澤秀典 30 Nozawa Racing Family Honda 8
23 大田隼人 39 RSG&TeamLifewithMARUMAE Honda 6
24 山本恭裕 20 TeamLife・HondaDreamkitakyushu Honda 5
25 田中風如 17 WJ FACTORY SMP Honda 4


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