開幕戦レース2は、4位亀井雄大がHonda勢トップ

CBR1000RR-Rを駆るHonda勢トップで、昨年ランキング2位の濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)は継続参戦で勝利を狙います。昨年ランキング3位の清成龍一(TOHO Racing)はチームを変えての参戦。名越哲平(SDG Honda Racing)、社員チームのHonda Suzuka Racing Teamの亀井雄大、岩田悟(Team ATJ)は継続参戦。

ST1000からのステップアップ組は、作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)、榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)で参戦を開始します。

予選は、中須賀がポールポジション(PP)を獲得。濱原は自己ベストを更新して3番手に付けます。4番手亀井、6番手作本、7番手岩田となりました。

決勝レース1は、15周の予定でしたが、スタートの直前にエンジンが止まったマシンがあり、レースディレイ。14周に短縮して始まりました。ホールショットは渡辺一樹(スズキ)ですが、中須賀が前に出て、中須賀、渡辺、濱原がトップ集団を形成。その後ろに亀井、作本が続きます。作本は3周目に亀井をパスして4番手に浮上します。

トップ争いは中須賀、渡辺、濱原の3台。僅差で、作本、亀井の4番手争い。7周目中須賀、渡辺のトップ争いとなり、後方に濱原が付けます。作本、亀井が4番手争いを繰り広げながら周回を重ねました。8周目に亀井が前に出て4番手に浮上。濱原は単独3番手。4番手争いに亀井、作本に岡本裕生(ヤマハ)が追いつき、3台の争いとなります。11周目、亀井が後続を引き離し、作本と岡本の5番手争いとなりましたが、作本は、S字で岡本に前を奪われました。

中須賀は独走。渡辺、濱原、亀井、岡本、作本が、それぞれのポジションで単独走行となり、そのままの順位でチェッカーを受けました。濱原は3位で表彰台に登り、4位亀井、6位作本、7位岩田。8位に榎戸が入りました。

レース2は、スタート直前に雨が強くなり赤旗中断、23周から21周に減算されます。タイヤ選択が難しい路面状況となりますが、トップチームはウエットタイヤを選択しグリッドに着きました。

ホールショットは中須賀、オープニングラップを渡辺、濱原、中須賀、岡本、作本、亀井の順で続きます。2周目には濱原が仕掛け首位に立ちます。濱原、渡辺、岡本、中須賀がトップ4。その後方に亀井、作本となり、3周目濱原が逃げ、岡本、渡辺、中須賀が2番手争いを繰り広げます。5周目に岡本がトップに立ち、濱原、中須賀の2番手争いとなり、中須賀が2番手に上がり、岡本、中須賀、濱原、渡辺、亀井が続きます。9周目に作本は6番手に浮上します。

13周目には岩田が7番手に順位を上げて作本に迫ります。17周目には亀井が濱原を捉え4番手へと浮上。濱原は5番手となります。18周目には作本、岩田が接近戦を見せ、最終ラップに作本が転倒してしまいますが、20周をクリアしていたことで完走扱いの17位となりました。最終的には中須賀、岡本、渡辺の順でチェッカー。4位に亀井、5位に濱原、6位に岩田となりました。

JSB1000 予選

JSB1000 決勝 レース1

JSB1000 決勝 レース2