木内尚汰が初優勝を飾る
ディフェンディングチャンピオンの尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)がV2を狙います。昨年ランキング4位の徳留真紀(MARUMAE MTR)、6位の森俊也(Team Plusone)、森のチームメートの木内尚汰、昨年の開幕戦で表彰台を獲得しラインキング9位となった小合真士(SDG Mortor Sports Jr. Team)。ランキング10の彌榮郡(MARUMAE with Club PARIS)と若手ライダーも継続参戦。岡崎静夏は日本郵便Honda Dream TPに移籍して上位を狙います。
予選は、木内が2分を切り、唯一の1分59秒台でポールポジションを獲得しました。2番手尾野、5番手に小合、8番手に上原大樹(Team Plusone)、7番手に彌榮が付けました。
決勝で真っ先に1コーナーに飛び込んだのは木内、それを高杉奈緒子(KTM)が追います。オープニングラップをトップで通過したのは尾野で、それをマークする木内、3番手争いは4台となりました。3番手争いは、さらに後続の3台が追いつき、7台の争いと膨らみます。
トップ争いは尾野、木内に絞られます。木内は尾野をプッシュし続けます。彌榮は、3番手をキープして周回を重ねます。4番手は若松怜(BOWCS. team Rei)、それを高杉、上原が追います。11周目には上原が3番手を奪います。
13周目、木内はストレートで尾野に並びかけますが、尾野が抑え首位を守ります。僅差のトップ争いが続きました。3番手争いも上原、彌榮、高杉で争われます。
トップ争いが動いたのは15周目、木内が尾野を捉えます。しかし、16周には尾野がすぐさま首位に帰り咲き、最終ラップの攻防へと突入します。木内がついに尾野をダウンヒルでかわし、初優勝を飾りました。2位尾野、3番手争いを制したのは上原、4位彌榮となりました。6位にはエンジン載せ替えたことで最後尾グリッドから追い上げた徳留が入りました。