尾野はスタートダッシュでレースをリードし、オープニングラップを制します。2番手に小室、それを追う細谷、高杉奈緒子(KTM)の2番手争い。4番手争いは7台の大きな集団となり徳留真紀(マルマエMTR)が引っ張ります。尾野は快調に飛ばして、5周目には2番手の小室に5秒1ものリードを付けます。3番手には細谷が浮上。2番手争いは小室、細谷、高杉で繰り広げられました。徳留の背後に木内尚汰(Team PLUSONE)が迫り、5番手争い。7番手争いは、後続の集団が追いつき11台の大集団となりました。
尾野は唯一1分40秒台で周回。2番手との差を周回毎に広げ、11周目には10秒8もの大差を築き独走します。2番手争いは小室と細谷に絞られ、高杉が単独4番手を走行。5番手争いは、徳留と木内の戦い。7番手には森俊也(WJ-FACTORY)が浮上して集団を引っ張ります。
16周目には細谷が小室を捉えて2番手に浮上します。4番手の高杉に徳留が迫り、6番手の木内は単独走行となります。最終ラップの攻防となり2番手争いは接近戦となりますが、細谷が守り切りました。尾野は19周のレースで2番手に18秒4ものビハインドを付け圧勝。2位に細谷、3位に小室、4位に高杉、5位に徳留、6位に木内が入りました。