柳瀬が自身初の全日本シリーズタイトルを獲得
10月11日(日)、全日本モトクロス選手権(JMX)の第8戦「TOKIO INKARAMI Super Motocross」が埼玉県のオフロードヴィレッジで開催されました。

コースはスーパーモトクロスの名にふさわしく、連続ジャンプがふんだんに盛り込まれたレイアウト。砂塵対策として実施された撒水により、滑りやすい路面コンディションとなりました。
●IA2 ヒート1
柳瀬大河(Honda Dream Racing)がホールショット。そのままオープニングラップをトップでクリアしました。2周目、柳瀬は2番手の横澤拓夢(カワサキ)に対するリードを、早くも約4秒に拡大。その後も1周につきコンマ数秒ずつリードを積み重ね、レース前半が終わる5周目の段階で、7秒近いアドバンテージを築きました。一方、横澤の2秒ほど後ろでは、数台が激しい3番手争いを展開しました。
4周目、鴨田翔(カワサキ)と森優介(Team ITOMO withオフロードピット那須)がサイド・バイ・サイドのバトルを続け、森が先行。しかし次周にはユーゴ・マンザト(ガスガス)、7周目には富田俊樹(ヤマハ)に抜かれ、森は5番手に後退しました。レース後半、トップの柳瀬はさらにリードを拡大。10周のレースで最後まで独走を続け、勝利を収めました。9周目にマンザトが転倒で後退し、森は4位入賞となりました。
●IA2 ヒート2
スタート直後、柳瀬は3番手のポジションを確保。散水直後の滑りやすい路面で大きく挙動を乱すも立て直し、住友睦巳(ヤマハ)を抜き、柳瀬は横澤に次ぐ2番手でオープニングラップをクリアしました。2周目、柳瀬は3番手の富田を3秒ほど離して、トップの横澤に接近。富田との距離を保ちつつ横澤と柳瀬のマッチレースが開始されると、レース中盤には柳瀬が横澤に激しくプレッシャーを与えました。
5周目、柳瀬は横澤のイン側に何度かマシンを差し込むと、次周のヘアピンカーブでは一瞬先行。しかし直後のリズムセクションには、横澤が前で進入しました。その後、両者のギャップは1秒程度のまま変わらず。最終ラップで柳瀬は少しペースを落とし、2位でチェッカーを受けました。レース中盤、5番手に後退した住友を藤井武(Bells Racing)が約2秒差で猛追。終盤で肉薄してきた後続を抑え、藤井は6位でチェッカーを受けました。
●IA2 ヒート3
ヒート2を終えた段階で、総合ランキングトップに立つ柳瀬のリードは84点。総合ランキング3番手の田中淳也(ヤマハ)はケガで今大会を欠場しており、2番手の横澤よりも前でゴールするか、横澤が優勝でも柳瀬が4位以内なら、柳瀬のシリーズタイトル獲得が決まる状況でした。しかし柳瀬は、守りのレースをすることなく、ホールショットを奪うと積極的にレースをけん引していきました。
1周目、柳瀬に次ぐ2番手には鴨田、3番手には横澤が続いていましたが、2周目には横澤が4番手に後退。柳瀬は3周目まで、約2秒差で鴨田を引き連れていましたが、徐々にリードを拡大し、5周目には約4秒のアドバンテージを築きました。レースが後半に入っても柳瀬はリードを積み重ね、最後は独走状態。このままトップチェッカーを受け、優勝でシリーズタイトル獲得を決めました。
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田中選手がケガで欠場することになり、今大会で自分のシリーズタイトル獲得が決まる可能性が大きくなったことは知っていました。とはいえヒート1やヒート2に臨む段階では、ポイント差のことは特に意識せず、レースに集中していました。ヒート2で勝利を逃したのは、散水直後でスリッピーな路面状況だったことから、リスクが少ないパッシングポイントを見つけることができなかったのが原因です。ヒート3の前に、チャンピオン決定の条件をチームに教えてもらっていたのですが、それよりもヒート2で横澤選手に負けたことが悔しくて、結局はレースに勝つことだけを考えて走りました。最終戦はこれまで以上に思いっきり力を発揮できる状況。チャンピオンらしく、両ヒート優勝を飾ります!
田中選手がケガで欠場することになり、今大会で自分のシリーズタイトル獲得が決まる可能性が大きくなったことは知っていました。とはいえヒート1やヒート2に臨む段階では、ポイント差のことは特に意識せず、レースに集中していました。ヒート2で勝利を逃したのは、散水直後でスリッピーな路面状況だったことから、リスクが少ないパッシングポイントを見つけることができなかったのが原因です。ヒート3の前に、チャンピオン決定の条件をチームに教えてもらっていたのですが、それよりもヒート2で横澤選手に負けたことが悔しくて、結局はレースに勝つことだけを考えて走りました。最終戦はこれまで以上に思いっきり力を発揮できる状況。チャンピオンらしく、両ヒート優勝を飾ります!






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