LADIES
LADIES 2025
Round 7
シーズン全勝を逃すも、川井が3年連続5度目のチャンピオンを達成
スポーツランドSUGO11月2日(日)、全日本モトクロス選手権(JMX)第7戦の決勝がスポーツランドSUGOで開催されました。シリーズのフィナーレを飾る第63回MFJ-GPモトクロス大会に、2週間前の第6戦同様、2025年スーパーモトクロス世界選手権(AMA-SMX)チャンピオンの下田丈(Honda HRC Progressive)がゲストとして来場し、サイン会も行われました。降雨と強風に見舞われたパドック設営日から路面コンディションは回復に向かいましたが、土曜日の予選はマディの深いセクションを養生するため、中盤のブラボースタンド方面をショートカットして行われています。
大混戦となったレディースクラスのオープニングラップは穗苅愛香(ヤマハ)がトップで、これに川井麻央(T.E.SPORT)や川上真花(ヤマハ)、箕浦未夢(Team ITOMO)、楠本菜月(TEAM HAMMER)らが続きました。2周目、穗苅を抜いて川井がトップに浮上。2番手争いは激戦で、川上を箕浦と穗苅が僅差で追ってビッグジャンプを跳びましたが、ここで箕浦が川上と接触して転倒し、5番手に後退しました。
先頭の川井は、4周目までに4秒以上のリードを確保しましたが、次周にややペースを落とすと、6周目には川上の接近を許してしまいます。川井はトップを守り続けましたが、最終ラップとなった8周目の後半に川上が逆転。川井は2位でゴールし、序盤から単独走行となった楠本が4位に入りました。川井は惜しくもシーズン全勝を逃しましたが、今シーズンもシリーズタイトルを防衛しています。
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川井 麻央
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T.E.SPORT 前戦のフリープラクティスでクラッシュして身体にダメージがあったため、この2週間はマシンに乗ることができず、土曜日がリハビリというような感じでした。決勝でもそれが響き、自分が納得できる走りはできませんでした。加えて、自分がずっと前を走っていたことで、ライン攻略のヒントを相手に与えてしまったかもしれません。シーズン全勝は逃しましたが、これまでがうまくいっていただけですし、また強くなる糧をもらったとも思っています。チャンピオンは5度目ですが、簡単だった年なんて一度もありません。その中でも今年は、シーズン途中で私をレーサーとして育ててくれた東福寺さんが亡くなり、つらい気持ちを抱えてレースをすることになりました。自分は東福寺さんの姿を見ることはできませんが、東福寺さんは見てくれていると思うので、シリーズタイトルをささげられてよかったです。
前戦のフリープラクティスでクラッシュして身体にダメージがあったため、この2週間はマシンに乗ることができず、土曜日がリハビリというような感じでした。決勝でもそれが響き、自分が納得できる走りはできませんでした。加えて、自分がずっと前を走っていたことで、ライン攻略のヒントを相手に与えてしまったかもしれません。シーズン全勝は逃しましたが、これまでがうまくいっていただけですし、また強くなる糧をもらったとも思っています。チャンピオンは5度目ですが、簡単だった年なんて一度もありません。その中でも今年は、シーズン途中で私をレーサーとして育ててくれた東福寺さんが亡くなり、つらい気持ちを抱えてレースをすることになりました。自分は東福寺さんの姿を見ることはできませんが、東福寺さんは見てくれていると思うので、シリーズタイトルをささげられてよかったです。
