LADIES
LADIES 2025
Round 5
川井が冷静なレース運びで開幕から5連勝!
9月21日(日)、全日本モトクロス選手権(JMX)の第5戦近畿大会の決勝が名阪スポーツランドにて開催されました。6月の第4戦以来、14週間ぶりのレースとなります。開業40周年を迎えた名阪スポーツランドは、残暑の厳しい9月の大会の舞台としてイメージが定着していますが、今回は曇りがちで風の強い時間帯もあり、異例の涼しさに恵まれました。決勝日の未明に降雨があったものの、水はけのよさによってウエットからドライへと好転。しかし軟質サンド路面にわだちが深く刻まれたことで、難しいコンディションになりました。
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ホールショットの松木紗子(カワサキ)を、箕浦未夢(Team ITOMO)がパス。4番手からのレースとなった川井麻央(T.E.SPORT)は、まず川上真花(ヤマハ)を抜くと、2周目には松木をパスし、箕浦に迫りました。この周、松木は5番手に後退。3番手の川上には、楠本菜月(TEAM HAMMER 市来通建LTD.)が近づきました。3周目、川井は箕浦を抜いてトップに浮上。楠本は転倒により7番手まで後退しました。
トップに立った川井は少しずつリードを拡大し、6周目の段階で約5秒のアドバンテージを得ました。一方、箕浦の背後には川上が迫り、7周目に逆転されてしまいます。抜かれた箕浦は再逆転を狙いましたが、次周にほかのマシンと接触して転倒し、大きく順位を下げました。そして10周で終了したレースは、最終的に約27秒も後続を離した川井が独走優勝。楠本は5位、箕浦は8位でした。
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川井 麻央
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T.E.SPORT 実は大会の1週間ほど前になって、トレーニング中に足をケガしてしまい、レースウイークの木曜日くらいに、ようやく階段を1歩ずつ降りられるような状態まで回復といった状況でした。とはいえ、レースになればアドレナリンのおかげで痛みは気にならないはず…と考えながら現地入りしました。決勝はスタートでやや出遅れましたが、自分だけが飛べている2連ジャンプがあり、そこでほかのライダーに近づいたり抜いたりできました。パッシングポイントが本当に少ないコース状況だったので、あれがなかったらかなり苦労したと思います。これまで一度も勝てずにいた名阪スポーツランドで、ようやく優勝できました。シーズン後半戦の中では、ここが私としては最難関。練習ではあまりうまく走れている感覚がなかっただけに、ひと安心しました。
実は大会の1週間ほど前になって、トレーニング中に足をケガしてしまい、レースウイークの木曜日くらいに、ようやく階段を1歩ずつ降りられるような状態まで回復といった状況でした。とはいえ、レースになればアドレナリンのおかげで痛みは気にならないはず…と考えながら現地入りしました。決勝はスタートでやや出遅れましたが、自分だけが飛べている2連ジャンプがあり、そこでほかのライダーに近づいたり抜いたりできました。パッシングポイントが本当に少ないコース状況だったので、あれがなかったらかなり苦労したと思います。これまで一度も勝てずにいた名阪スポーツランドで、ようやく優勝できました。シーズン後半戦の中では、ここが私としては最難関。練習ではあまりうまく走れている感覚がなかっただけに、ひと安心しました。
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