横澤がヒート2とヒート3で3位を獲得し、表彰台に登壇
5月18日(日)、全日本モトクロス選手権(JMX)の第3戦 21Groupカップ オフロードヴィレッジ大会は、ほぼ理想的なコンディションに恵まれました。土曜に降雨のみならず計画的な路面の掘り起こしと散水が行われたことが功を奏し、日曜には曇り空が乾きを遅らせたことも味方しました。今大会は、IA1とIA2の両クラスで決勝(15分+1周)3ヒート制が採用され、短期決戦型のスリリングなレースが繰り広げられました。
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●IA2 ヒート1
Honda勢では、横澤拓夢(TKM motor sports いわて)がスタート直後に6番手。1台に先行されたものの、横澤は1周目を7番手でクリアしました。ケガから復帰して今季初レースとなった柳瀬大河(TKM motor sports いわて)は1周目12番手。3周目、混戦の順位争いを繰り広げていた横澤は、直前で転倒したライダーをよけるためコースアウトし、19番手まで大きくポジションを落としました。
上位勢の脱落で、柳瀬はこの周に10番手。その後も順調に追い上げを続け、5周目には7番手まで順位を上げました。レース後半、池田凌(カワサキ)を僅差でマークしていた柳瀬は、パッシングのチャンスをうかがい、9周目で逆転を果たしました。終盤、柳瀬は5番手との距離を詰めましたが、レースは11周でチェッカー。柳瀬は6位でフィニッシュしました。横澤は15位でした。
●IA2 ヒート2
ホールショットの田中淳也(ヤマハ)を横澤と柳瀬が追って、レースがスタート。柳瀬は道脇右京(ヤマハ)に抜かれて4番手に後退し、田中、横澤、道脇、柳瀬の順でオープニングラップをクリアしました。2周目以降、横澤は道脇からリードを奪い、少しずつその差を広げましたが、逆にトップの田中にはついていけず、柳瀬が道脇を抜いて再び3番手に浮上した4周目の段階で、横澤は田中から4秒ほど遅れていました。
5周目、柳瀬は3秒ほどあった横澤とのギャップを一気に詰め、両者が接近戦に。次周、柳瀬は横澤を抜いて2番手に浮上しましたが、この段階でトップの田中は8秒ほど先行していました。レース後半、出遅れていた中島漱也(ヤマハ)が上位勢に追いつき、9周目に横澤が先行されて4番手に後退。最終ラップとなった12周目、中島に迫られた柳瀬が転倒を喫し、これで横澤が3位、柳瀬が4位となりました。
●IA2 ヒート3
ホールショットの鴨田翔(カワサキ)を、再び好スタートを決めた横澤が追撃。柳瀬は第1コーナーで他車との接触により転倒し、ほぼ最後尾からの追い上げを強いられました。2周目、横澤は鴨田をパスしてトップに浮上。次周、鴨田を抜いた田中が横澤の背後に迫りました。横澤はポジションを守り続けましたが、7周目にジャンプで並ばれると、その先のコーナーでついに田中の先行を許しました。
さらに、横澤の背後には中島が迫り、8周目には中島にも抜かれて横澤は3番手に後退。レース終盤、横澤はトップ2に数秒離されてしまいました。そして横澤の背後には、福村鎌(スズキ)がやや接近。しかし、ここは横澤が最後まで完全には寄せ付けず、再び12周で終了となったレースを横澤は3位でゴールしました。柳瀬はアグレッシブな追い上げを続け、10位でチェッカーを受けています。
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ヒート1は、序盤で前走車の転倒に引っかかり、大きく遅れました。パッシングが難しいコースと路面状況だったので、この段階で上位を狙うのは厳しくなりましたが、その後もミスを重ねて追い上げできずに終わりました。今大会もサスセッティングに悩み、ヒート2もその影響で4番手まで後退。最後はチームメートの柳瀬選手が転倒して3位表彰台と、かなり複雑な心境でした。ヒート3も、まだ自分の100%で走れている感覚はなく、後ろから田中選手や中島選手の逆転を許しました。とはいえ、スタートが決まるようになってきたのは、一つポジティブな材料。また、応援してくださる方々に表彰台の壇上でお礼を言えたこともよかったです。チームとしては、IBオープンクラスで笹谷野亜選手が総合優勝を果たすなど明るい話題もあったので、自分もその波に乗っていきたいです。
ヒート1は、序盤で前走車の転倒に引っかかり、大きく遅れました。パッシングが難しいコースと路面状況だったので、この段階で上位を狙うのは厳しくなりましたが、その後もミスを重ねて追い上げできずに終わりました。今大会もサスセッティングに悩み、ヒート2もその影響で4番手まで後退。最後はチームメートの柳瀬選手が転倒して3位表彰台と、かなり複雑な心境でした。ヒート3も、まだ自分の100%で走れている感覚はなく、後ろから田中選手や中島選手の逆転を許しました。とはいえ、スタートが決まるようになってきたのは、一つポジティブな材料。また、応援してくださる方々に表彰台の壇上でお礼を言えたこともよかったです。チームとしては、IBオープンクラスで笹谷野亜選手が総合優勝を果たすなど明るい話題もあったので、自分もその波に乗っていきたいです。
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