吉田がヒート2で3位入賞し、IA2クラスで初表彰台を獲得!
2025年5月に開業50周年を迎えるスポーツランドSUGOにて、全日本モトクロス選手権(JMX)の第2戦が4月27日(日)に開催されました。ゴールデンウイークのSUGOは晴天に恵まれ、全クラスで好レースが展開されました。

●IA2 ヒート1
スタート直後の第1コーナーで横澤拓夢(TKM motor sports いわて)が転倒。横澤はほぼ最後尾からの追い上げを強いられ、1周目を21番手でクリアしました。Honda勢では、1周目7番手につけた吉田琉雲(Bells Racing)が、2周目に1つ順位を上げ、前を走る池田凌(カワサキ)や道脇右京(ヤマハ)を僅差で追いました。6周目には吉田の後方に3台が連なり、6台の集団となりました。
8周目、横澤は10番手まで順位を回復。同じ周に吉田は池田の攻略にも成功したものの、5周目に転倒して順位を下げていた田中淳也(ヤマハ)に抜かれたため、4番手のままでした。レース終盤、吉田は田中に離されましたが、後続からはリードを奪って単独走行に。レースは16周でチェッカーとなり、吉田は4位、横澤は9位でゴールしました。
●IA2 ヒート2
横澤は、スタート直後の第1コーナー進入で再び転倒。最後尾でレースに復帰したものの、10台を抜いて1周目を20番手でクリアしました。一方、吉田はヒート1以上の好スタートを決め、オープニングラップから3番手を走行。レース序盤、吉田は前を走る田中を1、2秒差でマークし、田中がややミスした5周目にはその背後に迫り、逆転のチャンスをうかがいました。
しかし6周目には再び少し離され、田中と吉田のギャップは8周目の段階で約4秒に。一方、吉田は後続の池田に対しては4秒程度のリードを確保しました。レース後半、吉田は2番手の田中から6秒ほど遅れたものの、後続に対するリードもやや拡大。そのまま順位を守って3位でチェッカーを受け、吉田はIA2クラス2年目で初めて表彰台に立ちました。横澤は10位でした。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

IA2クラスでの表彰台というのは高い壁で、昇格1年目では届きませんでした。スポーツランドSUGOは元から苦手なコースではないため、表彰台圏内でゴールできるイメージはあったものの、一方でレース前は自信を持つことができずにいました。ただ、ヒート1で4番手を走っている時に、3番手が見えている状況だったので、ヒート2に向けて自信を得ることができました。昨年と比べて、圧倒的に進化したのはスタートです。それほど練習を重ねたわけではないのですが、うまくかみ合うことが増えてきました。次戦は15分+1周なので、これまで以上にスタートが大事です。そのため、追い上げではなく、最初から上位を走りたいと思います。
IA2クラスでの表彰台というのは高い壁で、昇格1年目では届きませんでした。スポーツランドSUGOは元から苦手なコースではないため、表彰台圏内でゴールできるイメージはあったものの、一方でレース前は自信を持つことができずにいました。ただ、ヒート1で4番手を走っている時に、3番手が見えている状況だったので、ヒート2に向けて自信を得ることができました。昨年と比べて、圧倒的に進化したのはスタートです。それほど練習を重ねたわけではないのですが、うまくかみ合うことが増えてきました。次戦は15分+1周なので、これまで以上にスタートが大事です。そのため、追い上げではなく、最初から上位を走りたいと思います。

決勝はどちらのヒートもスタート直後に転倒してしまいました。ヒート1は自分のミスによる単独転倒で、ヒート2ではほかのマシンとの接触でした。ヒート1は、転倒した際にほかのマシンのハンドルと絡まって再スタートに時間がかかり、それでも序盤はうまく追い上げていましたが、途中から息が上がってしまい9位でした。ヒート2は、先行したマシンが巻き上げるほこりがひどく、無理をすることに恐怖を感じてしまいました。開幕戦で課題に挙げたマシンセッティングがまだ完全に煮詰まっておらず、そのせいでいつもと違うことを考えたり、追い上げで体力を消耗したりと、悪い流れになっています。課題は明確に分かっているので、次戦までに修正して臨みます。
決勝はどちらのヒートもスタート直後に転倒してしまいました。ヒート1は自分のミスによる単独転倒で、ヒート2ではほかのマシンとの接触でした。ヒート1は、転倒した際にほかのマシンのハンドルと絡まって再スタートに時間がかかり、それでも序盤はうまく追い上げていましたが、途中から息が上がってしまい9位でした。ヒート2は、先行したマシンが巻き上げるほこりがひどく、無理をすることに恐怖を感じてしまいました。開幕戦で課題に挙げたマシンセッティングがまだ完全に煮詰まっておらず、そのせいでいつもと違うことを考えたり、追い上げで体力を消耗したりと、悪い流れになっています。課題は明確に分かっているので、次戦までに修正して臨みます。







-medium.jpg)
-medium.jpg)
