LADIES
LADIES 2025
Round 1
昨年チャンピオンの川井が2025年シーズン開幕戦で優勝!
2025年4月13日(日)、全日本モトクロス選手権(JMX)の開幕戦が、HSR九州に戻ってきました。今年は日曜のみに限定したワンデー開催で、予選にはタイムアタック方式を採用。また、入場料無料というファンサービスが実施されました。

レディースクラスでは楠本菜月(TEAM HAMMER)、川井麻央(T.E.SPORT)、箕浦未夢(TEAM ITOMO)のHonda勢がホールショットを争い、まずは箕浦が先行。オープニングラップはそのまま箕浦が制し、川井が約1.7秒差の2番手、楠本が川井と約4秒差の3番手でした。2周目、川井が楠本を少し離しつつ、トップの箕浦に接近。しかし、3周目には川井のミスにより、箕浦のリードが約2.5秒に拡大しました。
次周、川井は大幅にペースアップ。一気に箕浦との距離を詰めて逆転に成功すると、その後は少しずつリードを広げていきました。7周目、箕浦の背後にペースを上げた楠本と穗苅愛香(ヤマハ)が迫り、三つ巴の2番手争いに。迎えた最終ラップの8周目、箕浦に迫りながらも楠本は穗苅の先行を許してしまいます。そしてレースは川井が優勝。箕浦が2位、楠本が4位でした。
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川井 麻央
1
T.E.SPORT レース序盤は箕浦選手のすぐ後ろをしばらく走っていましたが、これは様子見していたというよりは、路面の攻略に手こずったという理由の方が大きいです。朝イチのマディからどんどん乾いていったため、路面に刻まれたレールが深く、レディースクラスの小径ホイールマシンで走れるラインが限られていました。前に箕浦選手がいることで、そのレールを目視できない状況でラインを変えるのが難しく、実際に一度転倒しかけてやや遅れましたが、最終的にはうまく対処できたと思います。シーズンオフは、トレーナーさんに身体の使い方を見てもらうなどして、しっかり準備を続けてきました。今季の目標は全勝でのチャンピオン。そのために、1戦ずつを大切に、ミスなく走っていきたいです。
レース序盤は箕浦選手のすぐ後ろをしばらく走っていましたが、これは様子見していたというよりは、路面の攻略に手こずったという理由の方が大きいです。朝イチのマディからどんどん乾いていったため、路面に刻まれたレールが深く、レディースクラスの小径ホイールマシンで走れるラインが限られていました。前に箕浦選手がいることで、そのレールを目視できない状況でラインを変えるのが難しく、実際に一度転倒しかけてやや遅れましたが、最終的にはうまく対処できたと思います。シーズンオフは、トレーナーさんに身体の使い方を見てもらうなどして、しっかり準備を続けてきました。今季の目標は全勝でのチャンピオン。そのために、1戦ずつを大切に、ミスなく走っていきたいです。
箕浦 未夢
6
Team ITOMO 事前練習でこのコースを走った時にスタート練習もしたのですが、とても調子が悪く、今大会の決勝も出遅れる覚悟で臨みました。ところが蓋を開けてみたら、スタート直後からトップ。そこでまずは、ミスなく走ることを心がけました。タイムアタック予選は泥が重たいマディでしたが、午後の決勝はドライに近く、まるでコンディションが違うという難しさもありました。序盤は川井選手の排気音がすぐそばで聞こえていて、そのプレッシャーからあまりいい走りはできませんでした。終盤はコーナーでミスが多く、楠本選手に近づかれて最初は4ストの排気音だったのに、それが途中で2ストの音に変わり、これもプレッシャーでした。次戦は、川井選手に抜かれても食らいついていくつもりです。
事前練習でこのコースを走った時にスタート練習もしたのですが、とても調子が悪く、今大会の決勝も出遅れる覚悟で臨みました。ところが蓋を開けてみたら、スタート直後からトップ。そこでまずは、ミスなく走ることを心がけました。タイムアタック予選は泥が重たいマディでしたが、午後の決勝はドライに近く、まるでコンディションが違うという難しさもありました。序盤は川井選手の排気音がすぐそばで聞こえていて、そのプレッシャーからあまりいい走りはできませんでした。終盤はコーナーでミスが多く、楠本選手に近づかれて最初は4ストの排気音だったのに、それが途中で2ストの音に変わり、これもプレッシャーでした。次戦は、川井選手に抜かれても食らいついていくつもりです。













