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Round 4

川井が3連勝をマークしてランキング首位に浮上

jp スポーツランドSUGO

全日本モトクロス選手権(JMX)の第4戦SUGO大会が6月2日(日)に行われました。5月第2週に予定されていた第3戦中国大会がキャンセルされたため、実に6週間ぶりの開催でした。会場のスポーツランドSUGOは荒天に見舞われ、土日を通じて断続的な雨に翻弄された大会となりました。タイムスケジュールが見直され、スプリント形式の決勝3ヒート制(15分+1周)が実施されたIA1クラスを除いて、各クラスの決勝レースが5分ずつ短縮されました。

川井が3連勝をマークしてランキング首位に浮上

レディースクラスでは、川井麻央(T.E.SPORT)と箕浦未夢(TEAM ITOMO)がホールショット争いを繰り広げ、まずは箕浦が先行しました。オープニングラップを制した箕浦を、2周目に川井がパスしてトップに浮上。抜かれた箕浦は追撃を試みましたが、次周に転倒してしまいました。楠本菜月(Honda)から4秒ほど遅れた5番手に後退し、その背後には瀬尾柚姫(TEAM HAMMER)が迫りました。

トップの川井は、箕浦の転倒で2番手に浮上した川上真花(ヤマハ)を、3周目の段階で約8秒リードしました。その後、川井はわずかに川上の接近を許したものの、10分+1周に短縮されたレースは6周で終了となり、川井が余裕のトップチェッカーを受けました。楠本はトップ3に大きく離されたものの、箕浦に逆転のチャンスを与えずフィニッシュ。箕浦が5位、終盤は単独走行となった瀬尾が6位でした。


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川井 麻央
川井 麻央 1
T.E.SPORT
予選はマシンセッティングをあまり合わせられず、様子見の走りではありましたが、それでもトップでゴールできました。決勝は、スタート直後に箕浦選手の先行を許しましたが、しばらくそのまま走っていれば相手にミスが出るはずだと、かなり冷静な気持ちで走れました。接触による転倒だけは避けたかったので、確実にパッシングできる瞬間をしっかり待ってトップに立ちました。コースはかなり深いわだちがあちこちに掘られている状態で、IAクラスの方々が普通に走れているラインでも、ホイールが小さいレディースクラスのマシンだと、ステップやフロントフォークなどが当たってうまくクリアできない場合もあるので、事前のコースチェックはかなり念入りにしました。 とはいえ、こういう荒れたコンディションは好きなので、自信を持って走ることができました 


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