IA1 ヒート3
IA1 2024
Round 4

ヒート1とヒート2で横山が3位、ヒート3では大塚が2位

jp スポーツランドSUGO

全日本モトクロス選手権(JMX)の第4戦SUGO大会が6月2日(日)に行われました。5月第2週に予定されていた第3戦中国大会がキャンセルされたため、実に6週間ぶりの開催でした。初夏のSUGOはあいにくの荒天に見舞われたこともあり、土日を通じて断続的な雨に翻弄された大会となりました。

ヒート1とヒート2で横山が3位、ヒート3では大塚が2位

●IA1 ヒート1

横山遥希(Honda Dream Racing LG)がホールショット。小方誠(TEAM HAMMER)と能塚智寛(カワサキ)、ジェイ・ウィルソン(ヤマハ)が続くと、1周目でウィルソンがトップに立ち、横山と小方は僅差の2番手争いを繰り広げました。大倉由揮(Honda Dream Racing Bells)はやや出遅れ、ビクトル・アロンソ(ガスガス)に抜かれた能塚に次ぐ6番手。2周目、大倉までのトップ6は縦に長くなりました。

3周目、小方と横山はアロンソにパスされ、横山が3番手、小方が4番手。次周、小方が先行したものの横山が抜き返し、さらに2秒ほどリードを奪いました。しかし、横山はこの周からアロンソに大きく離され、その約2秒後方で小方がマークを続けました。そして15分+1周のスプリントレースは、9周でチェッカー。横山が3位、小方が4位でゴールしました。大倉は能塚を追い続けるも近づけず、6位に終わりました。

●IA1 ヒート2

スタート直後の第1コーナーでマルチクラッシュが発生。ここで大倉が転倒し、ほぼ最後尾からの追い上げを強いられました。ホールショットは大塚豪太(T.E.SPORT)。しかし大塚は、1周目に7番手まで順位を落としました。2周目、先頭のウィルソンから4秒ほど遅れて、アロンソと安原志(カワサキ)、小方、横山が2番手争いを展開。ところが小方は転倒して、10番手まで追い上げてきた大倉に次ぐ位置まで後退しました。

レース中盤、アロンソに大きく引き離されながら3番手を守る安原を、横山が僅差でマーク。5周目に横山がミスして両者のギャップは約3秒に拡大したものの、再びその差は縮まり、ラスト3周となった7周目に横山が逆転しました。この段階で、2番手のアロンソは20秒近く先行。横山は3位でフィニッシュしました。大倉は、8周目に順位を落とした安原をラストラップに抜き、5位でゴールしています。

●IA1 ヒート3

激しく降る雨により一気にマディコンディションとなったレースで、大塚がウィルソンに次ぐ2番手を確保する好スタート。大塚は安原とのバトルに競り勝ち、一度は先行されたアロンソがコースアウトして遅れたことで、1周目を2番手でクリアしました。一方、大倉は4番手走行中に転倒して8番手に後退。横山は6番手からのレースとなりました。2周目、大塚は再びアロンソに抜かれて3番手。しかし次周には再逆転を果たしました。

抜かれたアロンソは転倒し、これで3番手に浮上した大城魁之輔(ヤマハ)に対して、大塚のリードは約12秒に。一方、先頭を走るウィルソンと2番手の大塚は、約13秒差となっていました。レース終盤、大塚はウィルソンとのギャップをやや詰めましたが接近できず、IA自己ベストリザルト更新の2位でゴールしました。大倉と横山は転倒で順位を下げ、大倉が9位、横山は10位に終わりました。


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横山 遥希
横山 遥希 41
Honda Dream Racing LG
今回は私の週末ではなかった…というのが正直な感想です。予選で大転倒し、同じHonda Dream Racingの大倉選手を巻き込んでしまい申し訳なかったです。これで自分自身もリズムが狂ってしまったように思っています。決勝ではなんとか修正したかったのですが、ヒート1とヒート2は路面の荒れ方が日本特有で、これに対処することができませんでした。例えばわだちが垂直方向に掘られて凸凹が多く、そのためスピードを落とさないとクリアできないので、結果的に腕上がりの症状にも悩まされ、サスセッティングもなかなか決まらずにいました。そしてヒート3は、ひどい雨のせいでとにかく難しいコンディションになっており、転倒も喫して最悪な結果に終わりました。次戦終了までオーストラリアには戻らず日本に滞在するので、マシンをさらに作り込んで、このフラストレーションを北海道大会で晴らします

大倉 由揮
大倉 由揮 2
Honda Dream Racing Bells
予選はクラッシュの影響で7番手でしたが、決勝はレース時間が短かったこともあり、とにかくスタートに集中しました。しかし、ヒート1では自分のマシン操作が悪くて出遅れ、その後はコースをうまく攻略できずに終わりました。ヒート2は、スタート直後の混乱に巻き込まれて転倒し、ほぼ最後尾からの追い上げとなりました。その後の走りは悪くなかったのですが、望む順位には結びつかなかったので、不満の残るレースになりました。ヒート3はとにかくひどい雨とコンディションで、自分でもよく覚えていませんが、多分4回くらいは転倒したはずです。実力不足を痛感させられました。予選からしっかり流れを作ることができず、決勝は今シーズン最悪の総合成績で、3ヒートで一度も表彰台に上がれず悔しい大会になってしまいました。次戦までに立て直し、ばん回します

大塚 豪太
大塚 豪太 6
T.E.SPORT
ヒート1はスタートが決まらず、追い上げの苦しい展開でした。ヒート2では課題だったスタートはクリアできたものの、序盤の走りが硬くて順位を落としてしまい、思うような結果にはなりませんでした。ヒート3はスタートが決まり、1周目にライバルたちとのバトルに競り勝てたことが、2位フィニッシュにつながったと思います。2014年からIAクラスを戦ってきましたが、IA2でもIA1でも3位が最高だったので、11年目でついに自己最高位を更新できました。ここまでレースを続けてこられたのは、もちろん自分の熱意もありますが、支えてきてくれたT.E.SPORTをはじめとする方々のおかげで、特に家族には感謝しています。自分にはまだ勝ちたいというモチベーションがあるので、IAクラスに昇格したころに思い描いていたようなレース人生ではないものの、引き続き頑張って戦い続けます 



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