LADIES
LADIES 2024
Round 2
ディフェンディングチャンピオンの川井が今季初優勝
HSR九州全日本モトクロス選手権(JMX)HSR九州大会は中止となった中国大会の代替措置として、ダブルヘッダー方式(土曜=第2戦・日曜=第3戦)で開催されました。予選から決勝までを凝縮したワンデースケジュールは土日共通。レディースクラスの決勝に関しては、15分+1周のフォーマットが適用されました。
2024年4月20日(土)に実施された第2戦、週末の天気予報は土曜日の午後から下り坂、日曜日は終日雨という見通しだったため、選手たちは早めに先行してアドバンテージを得るレースプランが求められました。
ホールショットは濱村いぶき(T.E.SPORT)が奪いました。濱村を川井麻央(T.E.SPORT)と箕浦未夢(TEAM ITOMO)と本田七海(LUTZ with 中西建設(株)NH)が追うと、混戦を制したのは箕浦。積極的に前に出てトップに浮上しました。2周目には箕浦と川井、濱村と本田が接近戦。3周目にはこの4台が5番手の穂苅愛香(ヤマハ)を3秒ほど離しつつ、1秒間隔で続きました。4周目、濱村が転倒して瀬尾柚姫(TEAM HAMMER)に次ぐ6番手に後退。川井は、本田を引き離しつつ再び先頭を走る箕浦との距離を詰めました。5周目、川井が箕浦を抜いてトップに浮上。ここから箕浦のペースがやや落ちました。最終ラップの8周目、本田が箕浦をパス。レースは川井が優勝し、本田が2位、箕浦が3位に入りました。また、6周目に瀬尾を抜いた濱村が5位、瀬尾が6位でした。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック！
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/
川井 麻央
1
T.E.SPORT 開幕戦で失格となり、今回のレースに臨むまで気持ちの面でもいろんなことがあったので、まずは優勝できてうれしいです。ここで勝てず、これまでのレースはマシンのおかげだと言われてしまうのが一番嫌だったので、絶対に勝ちたいと思っていました。レースは、箕浦選手をじっくり追う展開でしたが、スタート直後の混戦で箕浦選手に接触されていたので、アクシデントが起きないよう慎重に攻略することにしました。サインボードでレース時間が残り半分くらいと確認できたタイミングで先行。戦略通りでした。開幕戦で1位と2位だった選手がこのレースでそれほど上位ではなかったので、まだランキングは5番手とはいえ、トップとは11点差。おもしろい展開になってきたと思っています
開幕戦で失格となり、今回のレースに臨むまで気持ちの面でもいろんなことがあったので、まずは優勝できてうれしいです。ここで勝てず、これまでのレースはマシンのおかげだと言われてしまうのが一番嫌だったので、絶対に勝ちたいと思っていました。レースは、箕浦選手をじっくり追う展開でしたが、スタート直後の混戦で箕浦選手に接触されていたので、アクシデントが起きないよう慎重に攻略することにしました。サインボードでレース時間が残り半分くらいと確認できたタイミングで先行。戦略通りでした。開幕戦で1位と2位だった選手がこのレースでそれほど上位ではなかったので、まだランキングは5番手とはいえ、トップとは11点差。おもしろい展開になってきたと思っています
箕浦 未夢
3
Team ITOMO 開幕戦は思うように身体が動かず決勝で2度転倒しまい、悔しい結果に終わったので、この第2戦、第3戦は絶対に上位でゴールすると誓っていました。序盤からトップを走り、川井選手を抑えていましたが、かなりのプレッシャーがありました。これで疲れてしまい、最終ラップでは本田選手をうまくブロックできなかったことが悔しいです。とはいえ昨年の開幕戦に続いてHSR九州で表彰台に立つことができ、うれしく思っています
開幕戦は思うように身体が動かず決勝で2度転倒しまい、悔しい結果に終わったので、この第2戦、第3戦は絶対に上位でゴールすると誓っていました。序盤からトップを走り、川井選手を抑えていましたが、かなりのプレッシャーがありました。これで疲れてしまい、最終ラップでは本田選手をうまくブロックできなかったことが悔しいです。とはいえ昨年の開幕戦に続いてHSR九州で表彰台に立つことができ、うれしく思っています
