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Round 8

川井が優勝しランキングトップで今季最終戦へ

jp オフロードヴィレッジ

10月29日(日)、全日本モトクロス選手権第8戦の決勝がオフロードヴィレッジで行われました。

川井が優勝しランキングトップで今季最終戦へ

ホールショットの濵村いぶき(T.E.SPORT)に、瀬尾柚姫(TEAM HAMMER)と箕浦未夢(TEAM ITOMO)と川井麻央(T.E.SPORT)が続き、Honda勢がスタート直後の上位を独占。しかし、濵村はすぐに順位を下げ、一気に追い上げた川井が先頭に立って1周目をクリアしました。2周目、本田七海(ヤマハ)に抜かれて2番手に後退した瀬尾は、その後に転倒して8番手にダウン。一度は順位を落とした箕浦が、穂苅愛香(ヤマハ)をパスして3番手に浮上しました。

レース中盤、川井と本田は2~3秒のギャップをほぼ維持していましたが、バックマーカーの影響で7周目前半に川井がタイムロスし、本田に迫られました。しかし本田は、コーナーで仕掛けたところで川井に接触して転倒。リードを拡大した川井が9周でチェッカーを受けて優勝しました。箕浦はともに3番手を争っていた川上真花(ヤマハ)と8周目のジャンプで接触して転倒し、再スタートするも15位。上位勢の脱落もあり、1周目12番手と出遅れていた楠本菜月(Team YAMAMOTO)が6位でゴールしました。


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川井 麻央
川井 麻央 2
T.E.SPORT
予選はマディの路面を整地した直後のレースでした。コーナーのイン側がならされていてフラットだったので、そこを狙って走ったら、表面がきれいなだけの沼地のような状態で、そのまま深く埋まってしまい、復帰に時間を要しました。予選16番手とかなり不利な状況に追い込まれましたが、決勝ではスタートが決まり、1周目からトップに立つことができました。レース後半、コーナーでバックマーカーが出現したときに、別のラインを選択してミスをしたくなかったので、同じわだちに入ることにしました。このタイムロスで本田選手が背後に近づいたことは分かっていて、どこで仕掛けてくるのかと考えていたところ、たまたまラインが交錯して接触し、本田選手が転んでしまいました。今回勝てたことで、本田選手によりプレッシャーを与えられたと思うので、最終戦も勝利してチャンピオンになります!


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