LADIES 決勝
LADIES 2023
Round 2

濵村いぶきが全日本初優勝を挙げ、Honda勢が表彰台を独占!

jp オフロードヴィレッジ
濵村いぶきが全日本初優勝を挙げ、Honda勢が表彰台を独占!

●決勝

ホールショットは箕浦未夢(TEAM ITOMO)。これに濵村いぶき(T.E.SPORT)と川井麻央(T.E.SPORT)が続きましたが、直後に川井が箕浦に接触して転倒し、1周目を箕浦がトップ、濵村が2番手、瀬尾柚姫(TEAM HAMMER)が3番手でクリアしました。2周目、箕浦と濵村が瀬尾を引き離しながらトップ争いを繰り広げ、濵村が先頭に。しかし次周、箕浦が再逆転に成功しました。

この3周目、7番手走行中の楠本菜月(Team YAMAMOTO)が転倒し、ここに川井が突っ込んで再び転倒。これで楠本はリタイアとなりました。7周目、箕浦をマークし続けていた濵村が再びトップに浮上。今度はそのまま逃げきり、濵村が全日本の表彰台初登壇を優勝で果たしました。2位に箕浦、3位には中盤から単独走行の瀬尾が入賞し、Honda勢が表彰台を独占。川井は6位でした。

なお、シリーズランキングでは、箕浦が首位に浮上しています。


HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/


濵村 いぶき
濵村 いぶき 17
T.E.SPORT
これまで、全日本で優勝どころか表彰台に立ったことすらなかったので、まだ全然信じられないし、ゴールしたときも「私、1位だよね…」という感じでした。レースは箕浦選手とのバトルでしたが、序盤に抜かれて2番手に後退した後、どこで抜くか探りながら後ろを走っていました。ポイントが定まったところで仕掛けてパスし、その後は引き離せたので、狙い通りの走りができたと感じています。きつかったけど、ここまで冷静にレースができたのは初めて。その点でも満足しています。今回は、チームメートの川井選手を始め、本来は上位に入ってくる選手が転倒などで下位に沈んだことによる優勝でしたが、今後は真っ向勝負でもついていき、そして抜けるようがんばります。

箕浦 未夢
箕浦 未夢 9
Team ITOMO
スタート直前に、みんなはエンジンがかかっているのに自分だけうまく始動させられず、ギリギリのエンジン始動でかなり気持ちが焦った状態だったのですが、なぜかスタートが決まってホールショットを奪うことができました。せっかくトップに立ったので、このままオープニングラップ賞だけは獲得しようと考えて、1周目はとにかくがんばりました。レース後半までトップをキープできましたが、やっぱり濵村選手の方が速く、抜かれてしまいました。前戦で3位を獲得して初めて表彰台に立ち、今回は一つ順位を上げて2位。優勝まではあと一歩なので、この調子で次戦以降もいいレースがしたいです。

瀬尾 柚姫
瀬尾 柚姫 8
TEAM HAMMER
スタートでちょっとバタバタしてしまい、その後もあまりペースは上がらず、トップ争いをしている箕浦選手と濵村選手には大きく離されてしまいました。本来は上位に入賞する実力の選手たちが転倒で低迷した結果による、棚ボタの3位なので、全日本初表彰台には立てましたが、まだまだ走りには満足できません。今年からマシンをHondaにスイッチして、4ストロークマシンでレースを戦うようになりましたが、まだまだそのポテンシャルをレースでは活かせていないと思うので、悪いところは改善できるよう取り組みます。

川井 麻央
川井 麻央 2
T.E.SPORT
スタート直後、先行する箕浦選手がラインを変えたところで、避けられずに転倒。そこから追い上げたのですが、今度は楠本選手が直前で転倒し、どうすることもできずに再び転んでしまいました。調子が悪かったわけではないし、正直なところ今シーズンは全勝優勝を狙っていたので、この不運はとにかく悔しいです。最終ラップに本田七海選手(ヤマハ)を抜いて6位になれたのが、気持ち的には唯一の救い。次戦からまたすべて勝てば、全勝でなくても十分にすごいと思うので、気持ちを切り替えてまた1戦ごと優勝を狙っていきます。


Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image

レポート公開日
戻る