LADIES 決勝
LADIES 2023
Round 1

川井麻央が優勝、箕浦未夢が全日本初表彰台登壇!

jp HSR九州
川井麻央が優勝、箕浦未夢が全日本初表彰台登壇!

ホールショットは箕浦未夢(TEAM ITOMO)。これに川井麻央(T.E.SPORT)が続くと、1周目に川井が先行しました。濱村いぶき(T.E.SPORT)や楠本菜月(Team YAMAMOTO)は、1周目のマルチクラッシュで大きく遅れ、楠本は13番手からのレース。川井は1周目だけで約5秒のリードを築くと、箕浦に代わり本田七海(ヤマハ)が2番手に浮上した2周目以降もトップを独走しました。

一方、本田から大きく遅れた箕浦の背後には、瀬尾柚姫(TEAM HAMMER)や川上真花(ヤマハ)が迫りました。6周目、瀬尾は川上に抜かれて5番手に後退すると少し遅れ、最後は箕浦と川上の接戦になりました。レースは8周でチェッカーとなり、危なげなく走破した川井が優勝。僅差で順位を守った箕浦が3位、瀬尾が5位、追い上げを続けた楠本が6位でした。


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川井 麻央
川井 麻央 2
T.E.SPORT
決勝前は、かなり緊張していました。昨年のランキングトップと3位が引退したことで自分の優勝に対する周囲の期待値が高まっている感じもありましたし、それ以前に開幕戦がもたらす独特の不安が緊張につながったのだと思います。それでも、昨年は決まらないことが多かったスタートがうまくいき、1周目からトップに立てたことで、あとは冷静に走れたと思います。路面がかなり荒れていたので、ミスなく走ることを心掛けました。昨年は、ポイントランキングでトップと同点かつ優勝回数も同じで並びながら、2位入賞回数の差でチャンピオンを逃しました。今年は、昨年の忘れ物を絶対に回収するという気持ちで戦っていきます 

箕浦 未夢
箕浦 未夢 9
Team ITOMO
スタートでホールショットを獲得できたことで、特に1周目はかなりガチガチに力が入ってしまいました。最後はギリギリでしたが、幼い頃から夢見てきた全日本の表彰台に初めて立つことができて、本当にうれしいです。初めて全日本選手権に出場したのが小学6年生か中学1年生で、今年は高校3年生なので、ずいぶん時間がかかりました。初表彰台なので、壇上でどのようにすればよいのかまるでわからず、横にいた川井麻央選手の行動をチラ見して、トロフィーを掲げたりシャンパンの栓を開けたりしていました。今回のトップ2や、今年から同じHondaに乗る楠本菜月選手はとても速いですが、なんとか勝って表彰台のもっと高い位置に立ちたいです 



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