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LADIES 2022
Round 6

川井麻央が今季初優勝、久保まなが3位でランク首位キープ

jp オフロードヴィレッジ

ホールショットを奪ったのは久保まな(TEAM HAMMER)。しかし川井麻央(T.E.SPORT)が後方から追い上げてトップに立ちました。2周目、久保は川井に迫りましたが、逆に本田七海(ヤマハ)の接近を許し、3周目に3番手後退。この段階で、トップの川井は約3秒のリードを奪い、数周にわたりギャップを保ちました。またこの周、畑尾樹璃(TEAM HAMMER)が箕浦未夢(TEAM ITOMO)を抜いて4番手に順位を上げました。

川井麻央が今季初優勝、久保まなが3位でランク首位キープ

バックマーカーが多く発生しはじめた6周目に川井がラップタイムをやや落とし、この周に本田がペースを上げたことで両者が接近。久保は単独走行となりました。また4番手の畑尾には、1周目8番手と出遅れていた小野彩葉(T.E.SPORT)が迫り、7周目に逆転。9周目のラストラップに川井は本田の猛攻を受けましたが、僅差で逃げきり川井が今季初優勝を挙げました。久保が3位、小野が4位、畑尾が5位でした。


川井 麻央
川井 麻央 1
T.E.SPORT
今年は自分が納得できるような成績を残せずにいたのですが、地元での大会ということで、本当に多くの方々が会場まで応援に駆けつけてくださいました。自分ひとりだったら最後の勝負で負けていたと思うし、応援の力がなかったら優勝という結果を残すことはできなかったと感じています。本当にありがとうございました。予選日から調子がいい感触はあったので、決勝の序盤からトップを走っていて、これはもうみんなの前で勝つしかないと思いました。最後は本田七海選手に僅差で追われていましたが、自分がベストの走りをしていればパッシングポイントはないと考えていました。最後に仕掛けてくるのはわかっていたので、接触で相手のみ転倒という形でしたが、勝つことができてよかったです。

久保 まな
久保 まな 3
TEAM HAMMER ホンダ学園
レイアウトこそ違いますが、このコースで実施された第2戦は途中で転倒して10位。そういう過去があり、なおかつ今回もかなり難しい路面コンディションだったので、ケガしないよう着実に走り切ろうと考えていたのですが……。とはいえあまりにペースが上がらず、スタート直後にはトップを走りながらも3位という結果になりました。勝てなかったことではなく、自分の走りが全くできなかったことに悔しさを感じています。ランキングトップのまま、少しリードを広げて最終戦に臨みますが、チャンピオンを意識してガチガチのレースをするのではなく、レースでは勝っても負けても、とにかく楽しかったと思える走りで1年を締めくくりたいと思っています。


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