LADIES LADIES 2022 Round 5 2022年10月09日 久保まなが勝利を収めてランキングトップに浮上 HSR九州 ホールショットの久保まな(TEAM HAMMER)を、畑尾樹璃(TEAM HAMMER)や濱村いぶき(T.E.SPORT)、小野彩葉(T.E.SPORT)らが追う展開。1周目から久保が後続を離し、2番手以下には畑尾、濱村、小野、川井麻央(T.E.SPORT)が続きました。2周目、畑尾に濱村がジャンプ着地で追突して両者転倒し、濱村はリタイア。川井は小野を抜き、久保がトップ、川井が2番手、小野が3番手となりました。 3周目の段階で、久保は約5秒のリード。4周目以降、川井は小野を引き離しながらじわじわとトップの久保に接近し、6周目から久保と川井の接近戦が展開されました。しかしここから久保が粘り、最後までトップを死守。9周目のチェッカーまで逃げきった久保が勝利を収め、川井が2位、最終ラップで一つ順位を落とした小野は4位でした。この結果、久保がランキングトップに浮上しました。 久保 まな 3 TEAM HAMMER ホンダ学園 素直に、今回の優勝はとてもうれしいです。レース中盤に、川井麻央選手が少しずつ迫ってきていることは知っていて、トップ独走という状況にはあまり慣れていないので、むしろ近づいてくれたほうが自分の遅い部分がわかるかも……と考えていました。自分の調子がとてもいいという感触はあったので、問題はライン取りだと想像。川井選手に迫られたことで、どのセクションで自分が遅いのか、なんとなく判断できました。そして、自分が遅いであろう区間のライン取りを修正。これにより、最後までトップを守ることができました。思いがけず、このタイミングでランキングトップになりましたが、あまり考えすぎることなく、1戦ずつ自分が納得できる走りをして、レースを楽しみます。 素直に、今回の優勝はとてもうれしいです。レース中盤に、川井麻央選手が少しずつ迫ってきていることは知っていて、トップ独走という状況にはあまり慣れていないので、むしろ近づいてくれたほうが自分の遅い部分がわかるかも……と考えていました。自分の調子がとてもいいという感触はあったので、問題はライン取りだと想像。川井選手に迫られたことで、どのセクションで自分が遅いのか、なんとなく判断できました。そして、自分が遅いであろう区間のライン取りを修正。これにより、最後までトップを守ることができました。思いがけず、このタイミングでランキングトップになりましたが、あまり考えすぎることなく、1戦ずつ自分が納得できる走りをして、レースを楽しみます。 川井 麻央 1 T.E.SPORT 優勝まであとわずかというところだったので悔しいです。スタートは出足の段階で遅れてしまいました。いろんなライダーにぶつけられながらも、なんとか1周目に順位を上げ、2周目に2番手となりましたが、この段階で久保まな選手がそこまで大きく離れておらず、背中がまだちょっと見えるくらいの距離だったので、「追いついてやる!」と思って走りました。久保選手の背後に迫った段階で、残り3周とサインボードで確認できたので、1周は様子を見ようと決めました。でも、コース前半は自分が遅く、後半は速いという状況で、どうしても前半に離されてしまうので逆転はできませんでした。勝てなかったけど、今シーズンで一番乗れていたし、自分の走りを取り戻した感覚はあります。 優勝まであとわずかというところだったので悔しいです。スタートは出足の段階で遅れてしまいました。いろんなライダーにぶつけられながらも、なんとか1周目に順位を上げ、2周目に2番手となりましたが、この段階で久保まな選手がそこまで大きく離れておらず、背中がまだちょっと見えるくらいの距離だったので、「追いついてやる!」と思って走りました。久保選手の背後に迫った段階で、残り3周とサインボードで確認できたので、1周は様子を見ようと決めました。でも、コース前半は自分が遅く、後半は速いという状況で、どうしても前半に離されてしまうので逆転はできませんでした。勝てなかったけど、今シーズンで一番乗れていたし、自分の走りを取り戻した感覚はあります。