IA2 ヒート2
IA2 2022
Round 5

柳瀬大河がヒート2で全日本自己ベストの2位

jp HSR九州
柳瀬大河がヒート2で全日本自己ベストの2位

●IA2 ヒート1

鈴村英喜(TEAM HAMMER)がホールショットを奪うと、1周目をトップでクリア。柳瀬大河(Bells Racing)が2番手で続きました。2周目、鈴村と柳瀬はジェイ・ウィルソン(ヤマハ)の先行を許し、鈴村が2番手、その後に転倒した柳瀬は9番手まで後退。次周以降、鈴村はウィルソンに離されつつ順位を守りましたが、その背後に4台のライバルが数珠つなぎとなりました。

5周目に鈴村は2番手の座を明け渡すと、その後は徐々に順位を落とし、11位に終わりました。柳瀬は、5周目に横澤拓夢(TKM motor sports いわて)をパスして7番手に浮上。7周目に鈴村をパスしました。そして、3台で展開されていた3番手争いに接近。しかし13周目からペースが落ち、柳瀬は17周のレースを6位でフィニッシュしました。横澤は7位でゴールしています。

●IA2 ヒート2

スタート直後、鈴村が2番手、柳瀬が4番手の好位置を確保。さらに横澤が5番手に浮上しました。鈴村はウィルソンに抜かれ、これで1周目は鈴村が3番手、柳瀬が4番手、横澤が5番手。2周目に入ってすぐに横澤が柳瀬を抜き、さらにこの周に鈴村をパスして、一気に3番手に順位を上げました。3周目以降、横澤は前との間隔を拡大されながらも3番手をキープ。鈴村は横澤から遅れ、背後には柳瀬ら4台が迫りました。

7周目、柳瀬はようやく鈴村の攻略に成功して4番手に浮上。この段階で3番手の横澤とは約6秒差でしたが、徐々に差を詰めました。そして12周目に、柳瀬が横澤を逆転。柳瀬はさらに、5秒ほど先行していた西條悠人(カワサキ)との距離を一気に詰め、14周目に逆転しました。そして柳瀬が2位を獲得。レース終盤、混戦の中で横澤と鈴村は順位を落とし、横澤が7位、鈴村が8位でした。


柳瀬 大河
柳瀬 大河 10
Bells Racing
ヒート1は、スタートが決まって好位置にいたのですが、鈴村英喜選手をパスしようとしたところで、自分のミスにより前輪が切れ込んでスリップダウン。非常にもったいないレースをしてしまいました。ヒート2は、ラインが定まらなかったこともありレース序盤のペースが上がらず、2周目には横澤拓夢選手に抜かれました。でもそのおかげで横澤選手のラインを見ることができ、これを参考にしたことでペースアップ。そこから先は、自然と前のライダーに近づける感じで、パッシングは難しかったですがなんとか日本人トップの位置まで浮上できました。スタートから3周目あたりまでのペースアップというのが、今回見つかった課題。これを克服しつつ、残り2大会でシーズン全勝中のジェイ・ウィルソン選手に挑みたいです。


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