LADIES ヒート2
LADIES 2022
Round 4

ヒート1で久保まなが地元コースで今季初優勝

jp 名阪スポーツランド
ヒート1で久保まなが地元コースで今季初優勝

●LADIES ヒート1

川井麻央(T.E.SPORT)がホールショット。これを久保まな(TEAM HAMMER)が追いました。畑尾樹璃(TEAM HAMMER)は、スタート直後にミスがありながらも4番手。その背後にポイントリーダーの小野彩葉(T.E.SPORT)が迫りましたが、転倒により11番手まで順位を下げました。2周目、川井はリードを約4秒に拡大。ところが次周、転倒で3番手に後退しました。

トップに立った久保は、1秒前後の差で楠本菜月(ハスクバーナ)のマークを受け続けましたが、冷静にトップをキープ。川井は3番手でレースに復帰しましたが、その後はややペースが上がらず、これで優勝争いは久保と楠本に絞られました。そして、ラスト2周となった8周目に楠本が転倒し、久保が今季初優勝。川井は3位で今季初表彰台に登壇し、畑尾は4位、小野は7位でした。

●LADIES ヒート2

ホールショットの本田七海(ヤマハ)を、川井と畑尾が追ってスタート直後の1コーナーをクリア。楠本を挟み、小野と久保も続きました。1周目半ば、畑尾が川井を抜いて2番手に浮上。しかし2周目以降、畑尾はペースが上がらず、3周目には川井から久保までの4台が順に畑尾を抜きました。さらに、川井が楠本の先行を許し、背後には小野と久保が近づきました。

4周目、久保は4番手の小野に接近。5周目には久保が先行すると、楠本にやや離されはじめた川井に近づいていきました。6~7周目、川井と久保は3番手争いを継続。小野は転倒で8番手に順位を落としました。8周目、久保が川井をパスして2番手。最終ラップの9周目に2番手の楠本が転倒で大きく後退したことから、久保が2位、川井が3位、畑尾が4位、小野が7位でチェッカーを受けました。


久保 まな
久保 まな 3
TEAM HAMMER
ヒート1では、ずっと勝てずにいた地元のコースで、ようやく優勝することができました。今季初優勝でもあるので、正直なところ少しほっとしています。昔からお世話になっている方々の前で勝てたことがうれしいです。楠本菜月選手がずっと背後にいることは気配でわかっていましたが、熟知しているコースなのにこれまで経験したことがないほど路面が荒れていたので、冷静に走ることを心がけました。ヒート2は、スタートで想像よりも早くゲートが倒れて出遅れました。これまで、スタート直後に速いライバルたちが先行していると、そのまま追い上げられず終わることも多かったのですが、今回はとにかく最後まであきらめず走ろうと思っていました。今大会の結果で、脱落しかけていたチャンピオン争いでも復活できたので、残り3戦も全力を尽くします

川井 麻央
川井 麻央 1
T.E.SPORT
今季ここまで、優勝どころか表彰台登壇すらなかったので、この夏休みはトレーニングや練習をかなりやってきました。そしてまずは今季初表彰台に上がることができて少しほっとしましたが、やはり勝てなかったことが悔しいです。ヒート1は、いつもうまく決まらないスタートでホールショットを奪うことができて、自信につながりました。ヒート2は、序盤からあまりうまく乗れておらず、攻められるセクションはもっとアグレッシブに走ろうと試みたのですが、そうすると今度は全体のリズムがつかめず、結局は淡々と走り続ける状況になってしまいました。ただ、ヒート1でなんとなく自分の走りやレース勘を取り戻せた感覚はあるし、残り3戦は得意なコースが続くので、最後までシリーズタイトル防衛をあきらめることなく戦います」



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