鈴村英喜がヒート2でIA自己最高位の2位を獲得
Honda勢はスタートで出遅れ、柳瀬大河(Bells Racing)が1周目8番手、横澤拓夢(TKM motor sports いわて)が同9番手、鈴村英喜(TEAM HAMMER)が同12番手と苦しい展開。2周目、ジェイ・ウィルソン(ヤマハ)の後退により柳瀬は7番手に浮上しましたが、次周に2度の転倒を喫して24番手まで大きく順位を落としました。これで横澤は7番手にポジションアップ。同じ周、鈴村は12番手に順位を下げました。
4周目以降、横澤は6台の集団による3番手争いに加わり、前を走る池田凌(カワサキ)を猛追。6周目にはウィルソンに再び先行されたものの、7周目に池田をパスして7番手に返り咲きました。さらに10周目には、福村鎌(スズキ)をパスして横澤が6番手。レース終盤はややペースを落としたものの、横澤は6位でゴールしました。鈴村は10位、柳瀬は14位まで追い上げてチェッカーを受けました。
●IA2 ヒート2
鈴村がホールショットを奪うと、オープニングラップをトップでクリア。柳瀬は1周目7番手、横澤は大きく出遅れて同14番手からのレースとなりました。レース序盤、鈴村は2番手の鴨田翔(カワサキ)に対して2~3秒のリードをキープ。柳瀬は3周目に2台の先行を許したものの、そこからリズムを取り戻して7周目には再び7番手に復帰すると、さらなる上位進出を狙いました。
レース中盤に入ると、鈴村と鴨田の間隔が約1秒に接近。しかし10周目、再びリードを2秒に拡大しました。レースが終盤を迎えた15周目、鴨田が転倒により大きく後退。ところが今度はウィルソンが鈴村の背後に迫り、次周に鈴村は逆転を許しました。そしてレースは20周で終了となり、鈴村は2位を獲得。柳瀬は5位、横澤は地道な追い上げを続けて6位に入賞しています。