IA2 ヒート2
IA2 2022
Round 2

鈴村英喜がヒート2でIA自己最高位の2位を獲得

jp オフロードヴィレッジ

Honda勢はスタートで出遅れ、柳瀬大河(Bells Racing)が1周目8番手、横澤拓夢(TKM motor sports いわて)が同9番手、鈴村英喜(TEAM HAMMER)が同12番手と苦しい展開。2周目、ジェイ・ウィルソン(ヤマハ)の後退により柳瀬は7番手に浮上しましたが、次周に2度の転倒を喫して24番手まで大きく順位を落としました。これで横澤は7番手にポジションアップ。同じ周、鈴村は12番手に順位を下げました。

鈴村英喜がヒート2でIA自己最高位の2位を獲得

4周目以降、横澤は6台の集団による3番手争いに加わり、前を走る池田凌(カワサキ)を猛追。6周目にはウィルソンに再び先行されたものの、7周目に池田をパスして7番手に返り咲きました。さらに10周目には、福村鎌(スズキ)をパスして横澤が6番手。レース終盤はややペースを落としたものの、横澤は6位でゴールしました。鈴村は10位、柳瀬は14位まで追い上げてチェッカーを受けました。

●IA2 ヒート2

鈴村がホールショットを奪うと、オープニングラップをトップでクリア。柳瀬は1周目7番手、横澤は大きく出遅れて同14番手からのレースとなりました。レース序盤、鈴村は2番手の鴨田翔(カワサキ)に対して2~3秒のリードをキープ。柳瀬は3周目に2台の先行を許したものの、そこからリズムを取り戻して7周目には再び7番手に復帰すると、さらなる上位進出を狙いました。

レース中盤に入ると、鈴村と鴨田の間隔が約1秒に接近。しかし10周目、再びリードを2秒に拡大しました。レースが終盤を迎えた15周目、鴨田が転倒により大きく後退。ところが今度はウィルソンが鈴村の背後に迫り、次周に鈴村は逆転を許しました。そしてレースは20周で終了となり、鈴村は2位を獲得。柳瀬は5位、横澤は地道な追い上げを続けて6位に入賞しています。


鈴村 英喜
鈴村 英喜 9
TEAM HAMMER ホンダ学園
ヒート1は、スタートそのものは悪くなかったのですが、1コーナーの処理が下手で集団に飲まれ、その後は転倒など自分のミスで順位を落として10位。情けない結果に終わってしまいました。ヒート1の反省として、スタートで前のほうにいなければ絶対に勝てないと痛感したので、ヒート2は気持ちを入れ替えつつ、スタートに集中。その結果、ホールショットを奪うことができました。その後は自分のペースで走ることができ、後ろの鴨田選手とはほぼ同じペース。我慢比べという感じでしたが、しっかり耐えられました。ラスト5分ほどでジェイ・ウィルソン選手に抜かれた後、なんとかついていこうとがんばりましたが、最後に離されました。でも、いいところまでトップを走れたことで自信にもつながりました

柳瀬 大河
柳瀬 大河 10
Bells Racing
マディの予選でうまくマシンを操ることができずに22番手。このため決勝のスタートではいいグリッドを選ぶことができなかったのですが、それでもヒート1ではスタート直後に9番手あたりにつけられました。ところが3周目に転倒してしまい、これで焦って同じ周にもう一度転倒。まともに追い上げることもできないまま30分のレースが終わってしまいました。ヒート2は序盤のペースが悪くて、7番手あたりを走っていたのに2台の先行を許してしまい、途中からなんとか追い上げたものの5位が精一杯でした。開幕戦からずっと、かみ合わないレースを続けてしまっています。ここから約2カ月のインターバルがあり、次戦は昨年表彰台に上がったスポーツランドSUGOなので、なんとか立て直して次こそ満足できるレースをしたいと思っています


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