4周目以降、横澤は6台の集団による3番手争いに加わり、前を走る池田凌(カワサキ)を猛追。6周目にはウィルソンに再び先行されたものの、7周目に池田をパスして7番手に返り咲きました。さらに10周目には、福村鎌(スズキ)をパスして横澤が6番手。レース終盤はややペースを落としたものの、横澤は6位でゴールしました。鈴村は10位、柳瀬は14位まで追い上げてチェッカーを受けました。
●IA2 ヒート2
鈴村がホールショットを奪うと、オープニングラップをトップでクリア。柳瀬は1周目7番手、横澤は大きく出遅れて同14番手からのレースとなりました。レース序盤、鈴村は2番手の鴨田翔(カワサキ)に対して2~3秒のリードをキープ。柳瀬は3周目に2台の先行を許したものの、そこからリズムを取り戻して7周目には再び7番手に復帰すると、さらなる上位進出を狙いました。
レース中盤に入ると、鈴村と鴨田の間隔が約1秒に接近。しかし10周目、再びリードを2秒に拡大しました。レースが終盤を迎えた15周目、鴨田が転倒により大きく後退。ところが今度はウィルソンが鈴村の背後に迫り、次周に鈴村は逆転を許しました。そしてレースは20周で終了となり、鈴村は2位を獲得。柳瀬は5位、横澤は地道な追い上げを続けて6位に入賞しています。