3位という結果で、ポイントをかせげました。当初の狙い通り、マニュファクチャラーズタイトルではトップとの差を縮めています。ポールポジションからのスタートだったので優勝できなかったのは残念ですが、全体的に堅調なウイークエンドでしたし、表彰台を獲得できて、インディアナポリスに向けて前進できました。

ロードアメリカはエキサイティングですが、戦略が少し賭けになります。今日もまさにその通りで、BMWはレース途中下位に沈んでいましたが、賭けに出て優勝しました。彼らを祝福します。93号車はペースもよく、マニュファクチャラーズタイトルに向けてポイントも獲得できたので、HRCそしてMeyer Shank Racingにとっていい一日になったと思います。

チャレンジングなレースで、運が向きませんでした。戦略面で完璧だったとは言えず、残念ながらピットでちょっとしたインシデントも発生しました。これだけ混み合ったピットレーンではこういったことは起こるものです。ペナルティーも不利な状況でした。できることはやりましたが、状況からして、そのできること自体があまりありませんでした。

60号車にとっては少々タフな一日となりました。スタートでなにか変化をもたらすために戦略を分けました。どのチームも同じだと思いますが、私たちはそれによって後退を喫しました。イエローフラッグのタイミングも悪かったです。ドライバー交代でピットに入るとBMWのクルーがタイヤチェンジャーからはみ出してきました。お互いに当たらないようにしたのですが、接触してしまい、ドライブスルーペナルティーを受けました。彼の無事を願います。ペナルティーが原因で残りのレースでは窮地に立たされました。再び表彰台を獲得できた93号車を祝福します。

全体としていいウイークエンドになりました。ポールポジションを取れて、表彰台を獲得できたのはいい結果です。いつもながら、MSRとHRC全員の尽力に感謝します。私たちはいつも優勝を目指しています。今回はそれがかないませんでしたが、胸を張れると思います。究極の目標であるマニュファクチャラーズタイトル獲得に向けてさらに前進できました。次回はインディアナポリスでの戦いに臨みます。