Race
IMSA 2023
Round 10

最終戦直前のレースは、Acura勢にとって厳しいものとなる

us Indianapolis Motor Speedway

インディアナポリス・モータースピードウェイで開催された2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の第10戦。Acura ARX-06を駆るMeyer Shank Racing w/Curb-Agajanian(MSR)と、Wayne Taylor Racing with Andretti Autosport(WTR)の2台はアクシデントに巻き込まれ、思うような結果を出すことができませんでした。

最終戦直前のレースは、Acura勢にとって厳しいものとなる

オープニングラップの第1コーナーで、フィリップ・エング(BMW)がセバスチャン・ブルデー(キャデラック)と接触。スピンしたブルデーのマシンを避けきれなかった2台は巻き込まれ、後れと取ったうえにピットストップまで損傷したままレースを継続しました。

フェリペ・アルバカーキ、リッキー・テイラー組が駆るWTRの10号車は、複数マシンの接触を免れたため損傷は比較的小さかったものの、タイミング悪く予定していた最初のピットストップ直後に2回目のコーションが導入され、貴重なポジションを犠牲にしました。その後は懸命に走ってポジションを取り戻し、5位でフィニッシュしました。

MSRの60号車は、スタートドライバーのトム・ブロンクビストがオープニングラップの接触でマシンに大きな損傷をうけ、フロントボディなどの交換に時間を要しました。結果、戦略外のピットストップを行うこととなり、6位でレースを終えました。

次回のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権は、シーズン最終戦となるプチ・ル・マン10時間耐久レース。10月12日から14日にかけて、ミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタで開催されます。


Colin Braun
Colin Braun 60
Meyer Shank Racing w/Curb-Agajanian
レース開始直後から残念な状況になりました。ブロンクビスト選手は予選でとてもいい仕事をしたのですが、第1コーナーで台無しになってしまいました。あのような状況からのリカバリーはたいへんです。集団の中にいましたが、戦略としてフルコースイエローが必要でした。燃料をセーブするためにフューエルナンバーを上げなければならず、それを維持し続けることに苦労しました。1周目で損傷を受けたときは最後尾同然でしたが、チームのみんなが修理して、周回を逃さずにいられたのはすばらしいことです



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