Race
IMSA 2023
Round 6

Acura勢が今シーズン2度目のワンツーフィニッシュ

ca Canadian Tire Motorsport Park

7月9日にカナダのモスポート・パーク(ボーマンビル)で開催された2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第6戦。燃料のマネジメント戦略を完ぺきにこなしたAcura勢は、60号車Meyer Shank Racing w/ Curb Agajanian(以下、MSR)がレースを制し、10号車Konica Minolta Acura ARX-06が2位を獲得しました。

Acura勢が今シーズン2度目のワンツーフィニッシュ

・2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で、MSRのコリン・ブラウンとトム・ブロンクビストのデュオが2度目の優勝を飾る

・フィリペ・アルバカーキとリッキー・テイラーのKonica Minolta Acura ARX-06は2位でフィニッシュ

ハイブリッドプロトタイプの最高峰クラスGTPの決勝レースは、2時間40分にわたって行われました。インシデントや後半のコーションでレースが混乱し、ピットストップが相次いだものの、ブロンクビストとブラウンが駆る60号車MSR Acuraは、レースの大半でフロントポジションを維持しました。

ロングランは78分にも及んだものの、チームはなんとか持ち堪えて優勝を勝ち取り、また、Konica Minolta Acura ARX-06は2位を獲得。シーズン開幕戦デイトナ24時間レース以来、Acura勢2度目のワンツーフィニッシュとなりました。

今日の優勝により、チャンピオンシップ9レース中6レースを終えたブラウンとブロンクビストは総合6位、アルバカーキとテイラーは首位との差29ポイントで総合3位につけています。


Colin Braun
Colin Braun 60
Meyer Shank Racing w/Curb-Agajanian
タフなレースでした。ほかのドライバーたちは燃料がいい状態だったので、僕はいいリスタートを切って引き離し、燃料セーブモードに切り替えることに専念しました。燃料セーブモードでAcuraが発揮したすばらしいペースには驚きました。一度トラフィックを切り抜けたときに、ほかのチームを引き離せる気がしましたが、まさにその通りになりました。チームとHPDのメンバー全員をとても誇りに思います。皆よい仕事をしました。今年はずっといいペースで、もう一度優勝に近づけそうな感触はあったので、近づくだけでなく、文字通り優勝できたのはすばらしいことです。そのために精一杯取り組んできました

Filipe Albuquerque
Filipe Albuquerque 10
Konica Minolta Acura ARX-06
クレイジーなレースでした! リッキー(テイラー)のスタートは実にすばらしく、プレッシャーをかけて、ほかのドライバーを引き離しました。僕が交代したときもとてもいい感触で、タイヤをセーブしながらポジションをコントロールしていました。セーフティカーの導入と戦略上のピットストップがちょうど重なったのはまさに「パーフェクト」で、優勝できると思いましたが、イエローフラッグが何度もあがり、レースがカオスと化す中、Meyer Shankのマシンが最後尾までポジションを落としたことが分かりました。フロントポジションの誰もがほかを引き離そうとする状況を切り抜けるのは、とてもハードでした。2位でフィニッシュできてうれしいです。起伏のあるシーズンですが、すばらしいペースを維持しています。マシンとペースに関してHPDには感謝しています。この勢いを維持したいです



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