Race2
Moto4 Asia 2026
Round 4

富樫が大波乱のマンダリカ・レース2で初優勝

id Pertamina Mandalika Circuit

選手権ランキング上位3人がクラッシュ、地元ヒーロー勢は勝利ならず。初優勝者と初表彰台獲得者も誕生し、レース2はあらゆるドラマが詰まった一戦となりました。

富樫が大波乱のマンダリカ・レース2で初優勝

富樫虎太郎が、地元ヒーロー勢のレスキー・ユスフ、ビンタン・プラナタとの最終ラップの激戦を制し、劇的な勝利を挙げ、Idemitsu FIM Moto4 Asia Cupの歴代優勝者に名を連ねました。これまで幾度も勝利に迫りながら、あと一歩届かずにいた富樫は、もてぎでの2レース連続リタイアから巻き返してレース1では4位を獲得。レース2では最終ラップ、最終コーナーまでもつれた三つ巴の争いを制して優勝を飾りました。レスキー・ユスフは2位に入り、キャリア初の表彰台を獲得。3位にはタイ人スターのパチャラゴーン・トンガドーンが入り、こちらも初表彰台となりました。

ポールポジションのプラナタは好スタートを切ってホールショットを奪い、オープニングラップをリードしましたが、その後は一時6位まで順位を落としました。代わって首位に立った選手権ランキング首位の知識隼和は、国立和玖、松山遥希、ユスフ、ムハンマド・バドリーからなる後続集団に対してリードを築きました。

しかし終盤に入ると激しい争いが本格化し、波乱の展開となりました。13周目にプラナタが首位を奪い返して先頭に立ち、富樫、知識が続きました。残り2周で最後から2つ目のコーナーに進入した際、松山がミスを犯して知識と国立に接触。選手権ランキング上位2人を巻き込み、ランキング3位の松山自身も転倒しました。前週のもてぎで優勝した松山にとって、痛恨の結果となりました。

最終ラップは富樫が首位を走り、プラナタとユスフが続いていましたが、第10コーナーで両者が前に出ました。その後ユスフが第13コーナーでプラナタを抜いて首位に立ちましたが、プラナタは第15コーナーを抜けるところで再び首位を奪い返しました。最終コーナーではさらに波乱が起こり、ユスフが力強くプラナタのインに飛び込み、富樫もそれに続きました。富樫はよりスムーズに最終コーナーを抜け、フィニッシュラインまでの加速でユスフを上回ってキャリア初優勝を挙げました。その後方では、外へ押し出されたプラナタの隙を突いてトンガドーンが3位に上がり、初表彰台を獲得しました。プラナタは4位に甘んじました。

息つく暇もないIdemitsu FIM Moto4 Asia Cupの週末が終わり、残り2ラウンドで選手権ランキング上位2人の差は23ポイントとなっています。タイトル争いはまだまだ予断を許しません!次戦は、2026年シーズン最後から2戦目となるマレーシア・セパン。ぜひお楽しみに!


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