日曜日の午前、モビリティリゾートもてぎで行われたイデミツ・アジア・タレント・カップで、荻原羚大が新たな連勝記録を樹立し、8連勝を飾りました。2025年シーズン後半戦の幕開けは再び大接戦となり、レース1で今季最接戦を演じた後、荻原が再びライバル、池上聖竜とのゴール前の攻防を制しました。また、飯高新悟が3位に入り、表彰台は日本人独占となりました。

レース2では池上がライバルの荻原からホールショットを奪い、序盤はバドリー・アヤトゥーラ、飯高、松山遥希、アーチー・シュミットらが2人を追走しました。その後、池上と荻原が抜け出し、松山だけがそのペースに食らいついたものの、残り7周でブレーキング中に荻原のリアに接触して転倒を喫しました。チャンピオンシップ首位の荻原は走行を続け、最終ラップでは池上が第11コーナーで徹底したディフェンスを見せたものの、そこをこじ開けて、池上を抑え込んでゴールラインまでのスプリントを制しました。これで荻原は8連勝、池上は8戦連続2位となり、この流れが続けば、マンダリカで荻原がタイトルを決める可能性が高まりました。

次戦は来週末のマンダリカ。荻原が誰もが憧れる栄冠を手にする瞬間が訪れるかもしれないアジア・タレントカップの激闘に注目です!

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