Race2
IATC 2025
Round 2

荻原、ドーハで池上との激戦を制し2連勝を達成

qa Lusail International Circuit

池上がカタールでポイントリーダーに食らいつくも、荻原の快進撃は止まりません。

荻原、ドーハで池上との激戦を制し2連勝を達成

2025年シーズン、未だ無敗を貫く荻原羚⼤が、ルサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたイデミツ・アジア・タレント・カップで再び勝利を挙げ、開幕から4連勝を達成しました。池上聖竜は今回も2位に甘んじる結果となりましたが、同胞の荻原に最後まで食らいつき、今季4戦連続の2位フィニッシュとなりました。また、激しい3位争いの末、土曜日に続き飯高新悟が3位に入り、日本勢が再び表彰台を独占しました。

ポールポジションからスタートした荻原はホールショットを獲得し、池上と共に序盤から後続との差を広げ、記憶に残る一騎打ちを繰り広げました。荻原がレースをリードしていましたが、残り6周となった1コーナーで池上が仕掛けてトップに浮上。その後数周にわたりリードを守りましたが、残り4周の4コーナーで荻原が再び首位を奪い返しました。

最終ラップに入る時点で、荻原は0.5秒のリードを保って先頭を走行していましたが、池上はブレーキングですぐさま差を詰め、その後は先行するマシンのすぐ後ろにつけて、最後のコーナーでの逆転を狙いました。しかし荻原は隙を一切見せず、池上のインへの仕掛けを完全に封じました。これにより荻原は、2025年シーズンの驚異的なポイントにさらに25点を加える結果となりました。

レース2でも、例によって後方では激しい集団バトルが展開され、表彰台の行方は100分の数秒単位の勝負になりました。飯高がわずかの差で3位を獲得し、カタールでのダブル表彰台を達成。タイ人ライダーのノプルットポン・ブンプラウェや、同胞のティーリン・フレミングの追撃を退けました。さらに、インドネシア人ライダーのバドリー・アヤトゥーラ、フィリピン人ライダーのアルフォンシ・ダキューガン、日本人ライダーの松山遥希が、8位までの接戦に加わりました。その後方では、オーストラリア人ライダーのボディ・ペイジが9位争いを制し、パレスチナ人ライダーのマフディ・サレムが10位に入りました。

次戦のアジア・タレント・カップは、8月にペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットでの特別な単独ラウンドとして開催されます。その後、シーズン後半には再びMotoGPとの併催でシリーズが戻ってきます。どうぞお楽しみに!


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