マレーシア大会レース1の接戦を三谷が制す
8月17日(土)、イデミツ・アジア・タレントカップ(IATC)第2戦マレーシア大会のレース1がセパン・インターナショナル・サーキットで行われました。表彰台争いが最終コーナーまでもつれ込む大接戦の中、三谷然が開幕戦レース1に続く今季2勝目を挙げ、荻原羚大が2位、高平理智が3位でフィニッシュしました。
三谷はポールポジションからスタートしますが、ホールショットを獲ったのは地元マレーシアのファリス・ハフィで、1周目で0.8秒リードしました。その後の数周は池上聖竜と高平が一進一退の攻防でトップを奪い合うなど、6人のライダーが優勝争いを展開しました。
開幕戦カタール大会で受けたロングラップペナルティーを消化したハフィは、首位との差3.6秒の11番手に降格。残り7周の時点で先頭集団は7人になり、残り3周で荻原が首位に浮上したものの、三谷と池上が追従し接戦を繰り広げました。
残り2周、池上がハイサイド気味になったタイミングで三谷が前に出ますが、最終ラップに入るとそのアドバンテージは失われていました。しかし、粘りをみせた三谷はその差を0.5秒まで戻し、最終コーナーに入ったところで池上が転倒。三谷がそのまま優勝を果たしました。池上にケガはありませんでした。
荻原と高平が2位と3位を獲得したことで日本勢が表彰台を独占し、首位との差0.999秒でキアンドラ・ラマディパが4位、キアティサック・シンハポンが5位に。首位との差1.667秒でチェッカーを受けた竹本倫太郎は6位に入賞しました。
ペナルティーからばん回したハフィは7位でフィニッシュ。そのほか、サルタク・チャバン、アルフォンシ・ダキューガン、レヴィ・ルッソがトップ10入りを果たしました。
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