Race1
IATC 2023
Round 6

カタール大会レース1でプラタマが記録的な8勝目を獲得

qa Lusail International Circuit

大接戦の末、プラタマが荻原を僅差で破って優勝、小田喜は最終コーナーでクラッシュ、江澤が3位を獲得。

カタール大会レース1でプラタマが記録的な8勝目を獲得

カタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで開催されている2023年イデミツ・アジア・タレントカップ(IATC)第6戦カタール大会のレース1で、ヴェダ・エガ・プラタマが記録的な8勝目を挙げました。荻原羚大は0.094秒の僅差で2位、小田喜亜門は最終コーナーでクラッシュを喫し、江澤伸哉に3位を譲る結果となりました。

プラタマはポールポジションから見事なスタートを切り、すぐに4人の選手がトップ集団になりますが、最終コーナーで江澤がミスによりタイムをロスし、優勝争いはプラタマ、荻原、小田喜に絞られました。

周回ごとに首位が交代するという、IATCではよくある展開となり、最終ラップまで目を離せない見事な接戦が繰り広げられました。3人の選手が第16コーナーに差しかかった際、アウト側にワイドになっていたプラタマと荻原の間に小田喜が侵入するかたちとなりました。

その後コーナー出口で小田喜がクラッシュすると、プラタマが荻原を抜き、優勝を飾りました。江澤が後方集団とは4秒弱の差、2位とは5.7秒差の3位でフィニッシュしました。

17番手からスタートしたマリアノス・ニコリスは今季ベストの4位、高平理智と三谷然はそれぞれ5位と6位でフィニッシュしました。総合2位のヂャクレファット・ピューティサンは7位、ファリス・ハフィは8位、キアティサク・シンハポンとワイルドカード参戦のモハメド・ビンラディンがトップ10入りを果たしました。

今日時点で11レースが終了し、最終1レースは現地時間14時35分にスタートします。プラタマの9勝目を止めることができるでしょうか?


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