Race2
IATC 2023
Round 5

プラタマがインドネシア人初のIATC優勝を飾る

my Sepang International Circuit

2023年イデミツアジアタレントカップ(IATC)第5戦のレース2がセパン・インターナショナル・サーキットで開催され、ヴェダ・エガ・プラタマがインドネシア人初のIATC優勝を飾りました。最終コーナーにかけて接戦を繰り広げた三谷然と荻原羚大はそれぞれ2位と3位でフィニッシュしました。

プラタマがインドネシア人初のIATC優勝を飾る

レース1でミスのあったプラタマはレース2開始時点でポイントのアドバンテージが74から55に下がり、実質上、逆転を狙えるのはレース1で優勝を果たした小田喜阿門とヂャクレファット・ピューティサンという状況でした。プラタマにとって5番手からのスタートは痛手とも思われましたが、見事なスタートを切って第4コーナーまでに首位に浮上しました。

小田喜を含む後続集団も巻き返し、周回ごとに首位の入れ替わりがありましたが、11周中5周目でプラタマが首位に立ちます。第6コーナーでの小田喜のミスが響いて0.5秒差が1秒差に開き、その後の数周では2人による優勝争いが繰り広げられ、プラタマが見事に優勝を飾りました。

プラタマのアドバンテージが非常に大きかったこともあり、小田喜、高平、荻原、三谷は残る2つの表彰台を狙うことに集中しました。今シーズン7回目の優勝、そしてタイトル獲得が目前に見えたプラタマはミスもなく、インドネシア人初のIATC優勝となりました。同時に、2レースを残した現時点で、1シーズンでのポイント獲得最多記録も達成しました。

第15コーナーでタイミングよくイン側に侵入したルーキー三谷は再び表彰台を獲得し、荻原も今シーズン初の3位でフィニッシュしました。レース1から表彰台を狙っていた高平は荻原と僅差の4位、レース1で優勝しカタール戦でのタイトル獲得を期待した小田喜は5位でフィニッシュしました。

レヴィ・ルッソは6位、3回連続で表彰台登壇を果たしたピューティサンは7位、マリアノス・ニコリス、ハフィズド・ラシャダン、キアティサク・シンハポンはトップ10入りを果たしました。

2023年IATCも残すところ2レースとなり、最終戦はカタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで開催されます。プラタマのタイトル獲得が確定し、ほかのライダーの力が試されます。


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