レース2でプラタマが優勝、高平と三谷はダブル表彰台を獲得
セパン・インターナショナル・サーキットで開催された2023年イデミツ・アジア・タレント・カップ(IATC)開幕戦。レース1で惜しくも優勝を逃したヴェダ・エガ・プラタマが安定した力を見せて、レース2で優勝を勝ち取りました。レース1で優勝を飾ったルーキー高平理智は2位、三谷然は激しい戦いの末に3位でフィニッシュしています。
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レース1に続いてポールポジションからスタートしたプラタマはホールショットを取りますが、第3コーナーでレース1勝者の高平に首位を奪われました。オープニングラップ後半、小田喜阿門が最終コーナーで2番手に浮上し、日本人ライダー2人がワンツー態勢を築くシーンもありました。
序盤の激しい順位の入れ替わりを持ちこたえ、高平は後方集団を再び引き離しますが、残り8周の時点でプラタマが差を詰めてきます。高平は三谷にプッシュされてペースセッターとなり、荻原羚大、小田喜も表彰台狙いに加わる接戦が繰り広げられました。
後半はプラタマと高平の優勝争いとなりますが、プラタマが高平を引き離し、ファイナルラップに差しかかる時点では1.7秒差までリードを拡大。プラタマはノーミスで走りきり、高平と2.3秒差でシーズン初優勝を飾りました。ファイナルラップの第6コーナーでハイサイドを喫した小田喜が3番手から脱落し、三谷が荻原と僅差の争いを制して3位入賞。ヂャクレファット・ピューティサンはハマド・アル・ソーシ、ハフィズド・ラシャダン、ファレス・プトラ、ファリス・ハフィ、アフマド・ダルウィジーらの集団と僅差でトップ5入りを果たしました。トップ10入りを果たした集団はわずか1.4秒差の接戦でした。
開幕戦2レースが終了した時点で、それぞれ優勝を飾ったプラタマと高平はともに45ポイントを獲得。三谷は総合3位で日本開催の第2戦に臨みます。
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