ポールポジションからスタートを切ったプラタマは、第1コーナーでホールショットを決め、続く三谷とレイカット・ファディラがドライになりつつあったコースで、激しい接戦を繰り広げました。首位グループのプラタマ、三谷、高平、ファディラは、序盤の数ラップは先頭グループをキープしていたものの、その後は後続集団が追い上げをみせました。

残り7周の時点で、トップ争いの8人から高平がほかを引き離して独走状態になりそうでしたが、残り3周でプラタマが追い上げ、接戦となりました。ラスト2周目の時点で、三谷、小田喜阿門、ファディラを引き離した高平とプラタマとの一騎打ちとなりました。

ラスト2周目の前半で高平がアドバンテージを握り、長いバックストレートでプラタマを引き離すと、高平は最終コーナーもノーミスでこなしてデビュー戦で初優勝。プラタマと三谷はそれぞれ2位と3位でフィニッシュしました。

僅差で表彰台に届かなかった小田喜は4位、ファディラはトップと1秒7秒差の5位でフィニッシュしました。荻原羚大、ヂャクレファット・ピューティサンはそれぞれ6位と7位、ファレス・プトラ、ハマド・アルソーシ、アフマド・ダルウィジーはトップ10入りを果たしました。

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