Race 1
IATC 2022
Round 6

プラタマが母国レースでレース1を制す

id Mandalika

ハキム・ダニッシュと江澤伸哉が6ポイント差で今シーズンの最終決戦を迎えることとなりました。

プラタマが母国レースでレース1を制す

イデミツ・アジア・タレント・カップ(IATC)がインドネシアのマンダリカで最終戦を迎えました。母国のヒーローであるヴェダ・エガ・プラタマは後続2番手の選手との激しいバトルを制すると、7秒以上もの差をつけて16周のレース1で圧勝的な勝利を挙げました。タイトル争いを繰り広げるハキム・ダニッシュは表彰台争いの末3位表彰台を獲得し、江澤伸哉と6ポイント差で最終戦のレース2を迎えることになりました。

序盤は7人のライダーたちの先頭集団によりレースはリードされましたが、レースが進むにつれてプラタマは集団から抜け出すと、7秒以上の差をつけて今季2勝目を挙げました。背後ではタイトル争いをする2人を含む3人のライダーたちが表彰台争いを繰り広げている中、プラタマは圧倒的な勝利を母国で上げることができました。

カーター・トンプソンは最終ラップにダニッシュと江澤との白熱した争いを制し、2位表彰台を獲得しました。トンプソンは第15コーナーから第16コーナーにかけてワイドに出てしまいましたがそのまま走行を続け、勝負の要となった右ヘアピンへ差し掛かりました。江澤とダニッシュはトンプソンよりもイン側でサイドバイサイドの争いを繰り広げていましたが、ワイドに出てしまったその瞬間、トンプソンが追い抜き2位を獲得しました。江澤を制し3位となったダニッシュは、日曜日に行われる今シーズン最後のレース2にて、6ポイントのアドバンテージを持ってタイトル争いに挑むことになりました。

タイトル争いに残るために優勝が必須であった彌榮郡は、プラタマから11秒差で5位となり、チャンピオン獲得の権利を失いました。彌榮と5位争いを繰り広げたアアン・リスワントとヂャクレファット・ピューティサンは、リスワントが6位、ビューティサンが7位をいう結果でレース1を終えました。

ピューティサンからほぼ4秒の差で続いた小田喜阿門は8位を獲得、9位の若松怜と1秒以上の十分な差をつけてフィニッシュしました。若松から4秒ほど遅れてマリアノス・ニコリスはレース1を終え、トップ10入りを果たしました。

レース終盤では第10コーナーでファレス・プトラとキャメロン・スウェインによるクラッシュが発生しましたが、ライダーたちにケガはありませんでした。

イデミツ・アジア・タレント・カップは日曜日にインドネシアで今シーズン最後のレースを迎えます。拮抗するタイトル争いは、ダニッシュと江澤の差わずか6ポイントでレース2にて争われます。レース2は現地時間午後3時開始となります。



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