僅差で逃げきったダニッシュがホームレースで勝利
セパン・インターナショナル・サーキットで日曜日に開催されたイデミツ・アジア・タレント・カップ(IATC)第5戦のレース2は大接戦となり、ハキム・ダニッシュが最終コーナーでアタックし、ホームレースでの優勝を飾りました。コースアウトを喫して失った首位の座を取り戻したダニッシュは、ヴェダ・エガ・プラタマを0.047秒という僅差で破りました。江澤伸哉はウエットコンディションの中で3位入賞を果たし、レース1で優勝したカーター・トンプソンはファイナルラップでクラッシュを喫しました。ケガはありませんでした。
![僅差で逃げきったダニッシュがホームレースで勝利](https://d3dup97zc5osq9.cloudfront.net/production/44304/conversions/01_Z8A7489.jpg_S-large.jpg)
スタート直後のホールショットは彌榮郡が奪い、見事なブレーキングでドラマが展開しますが、そのまま彌榮、トンプソン、プラタマ、江澤、ダニッシュ、若松の6人が後半まで首位グループを維持しました。
その後、プラタマとダニッシュがどちらも譲らず優勝を争うファイナルラップとなりました。最終コーナーにかけてプラタマがリードする場面があったものの、ダニッシュが反撃し、フルスロットルでアタックして0.047秒の僅差で優勝を勝ち取りました。
ダニッシュとプラタマの後方はやや遅れ、トンプソンはクラッシュ、江澤は貴重なポイントを獲得して3位でフィニッシュしますが、惜しくも総合首位のキープには届きませんでした。ダニッシュが首位に返り咲きましたが、2位の江澤との差はわずか3ポイントで最終戦に臨みます。
若松は4位でフィニッシュし、そこから約5秒差でフィニッシュした彌榮は、最終戦で残り最大50ポイントのなか、首位とは35ポイント差で、懸命に王座への望みをつなぎました。
ハマド・アル・ソーシ、タナコーン・ラカーンはともに単独走行でそれぞれ6位と7位でフィニッシュし、レイカット・ファディラ、エミル・イズダル、ヂャクレファット・ピューティサンは僅差でチェッカーフラッグを受け、トップ10入りを果たしました。
キャメロン・スウェイン、マリアノス・ニコリス、小田喜阿門は序盤のクラッシュでリタイアとなり、ポイント獲得はなりませんでしたが、全員無事でした。
IATC2022年シーズンも残すところあと1戦、残り50ポイントとなりました。最終戦は11月11日から13日にかけて、マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット(インドネシア)で開催されます。
![](https://d3dup97zc5osq9.cloudfront.net/production/44305/conversions/01_Z8A7489.jpg_W-medium.jpg)
![](https://d3dup97zc5osq9.cloudfront.net/production/44306/conversions/02_DSC02758.jpg_W-medium.jpg)
![](https://d3dup97zc5osq9.cloudfront.net/production/44307/conversions/03_DSC02882.jpg_W-medium.jpg)
![](https://d3dup97zc5osq9.cloudfront.net/production/44308/conversions/04_DSC02921.jpg_W-medium.jpg)
![](https://d3dup97zc5osq9.cloudfront.net/production/44309/conversions/05_Z8A7638.jpg_W-medium.jpg)
![](https://d3dup97zc5osq9.cloudfront.net/production/44310/conversions/06_Z8A7607.jpg_W-medium.jpg)
![](https://d3dup97zc5osq9.cloudfront.net/production/44311/conversions/07_Z8A7537.jpg_W-medium.jpg)
![](https://d3dup97zc5osq9.cloudfront.net/production/44312/conversions/08_DSC02374.jpg_W-medium.jpg)