Race 1
IATC 2022
Round 5

ダニッシュのクラッシュによりトンプソンが初勝利

my Sepang International Circuit

マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されているイデミツ・アジア・タレント・カップ(IATC)第5戦のレース1は、三つ巴の末にカーター・トンプソンが初勝利をあげるという見応えのある幕開けとなりました。

ダニッシュのクラッシュによりトンプソンが初勝利

レース前半、前回までのポイントリーダーであったハキム・ダニッシュがクラッシュを喫する大波乱がありましたが、メディカルセンターでの検査で問題はありませんでした。その後、タイ・グランプリで優勝を果たしたヴェダ・エガ・プラタマが優勝を狙ってプッシュしているときに転倒し、両者はポイントを獲得することができませんでした。

トンプソンはポールポジションからパーフェクトなスタートを切ってリードしますが、すぐにダニッシュに首位を奪われました。ダニッシュはプッシュして差を広げ、レースをコントロールしつつあるように見えましたが、その後のクラッシュにより、トンプソン、彌榮、若松の激しい三つ巴が繰り広げられました。最終ラップの第1コーナーでトンプソンがリードした後、最終コーナーでアウトサイドから抜こうとした彌榮はコーナリングスピードが出過ぎ、切り返したトンプソンがそのままスピードを上げてフィニッシュし、初勝利を飾りました。若松は2番手をしっかり守り切り、彌榮は3位でフィニッシュしました。

ダニッシュのクラッシュにより江澤伸哉は4位でポイントリーダーに浮上し、ルーキーにとって清々しい結果となりました。その後は集団での順位争いとなり、小田喜阿門が5位、最後尾から追い上げたマリアノス・ニコリスが6位、ファリス・ハフィとハマド・アル・ソーシはそれぞれ7位と8位でフィニッシュしました。

その後も僅差でレイカット・ファディラは9位、ディアンドラ・トリハルディカとファレス・プトラは10位と11位でフィニッシュしました。

明日のレース2は現地時間午前9時よりスタートします。ショーダウンをお見逃しなく!



Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image

We use cookies

This website uses cookies in order to enhance your overall user experience.

Choose from the options below to manage your cookie preferences. Click here to read our cookie/privacy policy.