Race 2
IATC 2022
Round 4

プラタマが7秒の差をつけてレース2で圧倒的な勝利を挙げる

th Chang International Circuit

ブリーラムで初優勝を遂げたヴェダ・エガ・プラタマ。彌榮郡が2位、3位のカーター・トンプソンまでが表彰台獲得となりました。

プラタマが7秒の差をつけてレース2で圧倒的な勝利を挙げる

MotoGP世界選手権第17戦タイGPと併催で行われたイデミツ・アジア・タレント・カップ(IATC)レース2にて、プラタマが2位と7秒もの差をつけてチェカーを受け、劇的な初勝利を遂げました。トンプソンがトラックリミットによるタイム抹消で3位となり、その結果彌榮が2位表彰台を獲得しました。これまでレース中の不運やトラブルに見舞われていたトンプソンでしたが、ついに今までの努力が報われ初の表彰台を獲得することができました。

日曜日の朝、ダンプとドライラインが混在するコンディションとなったトラックで、レース2はとても難易度の高い一戦になりました。スタート直後、ポールスタートのトンプソンとポイントリーダーであるハキム・ダニッシュの争いとなり、ダニッシュがホールショットを取りました。そこからは集団での戦いとなりましたが、レース中盤プラタマが動きを見せました。プラタマがトップに立つと、後続との差をどんどん広げていきました。唯一1分51秒台というファステストラップをマークしたプラタマは、最後までその速さが衰えることなく、7秒の差をつけて勝利を勝ち取りました。

その後ろでは彌榮とトンプソンが2位争いを繰り広げました。トップのプラタマからは7秒の差でしたが、2人の後続からは5秒の差をつけての争いでした。最終ラップでトンプソンがオーバーテイクを決めましたが、グリーン上の走行によりトラックリミットとなりポジションを落とすことになりました。2位となった彌榮は20ポイントを獲得し、トンプソンは惜しくも3位となりましたが、前日あと一歩のところで取り逃した表彰台をついに獲得することができました。

ポイントリーダーをかけた4位争いは江澤伸哉とダニッシュの間で白熱しました。見事江澤が4位となりトップとの差を7ポイントにまで縮め、ポイントリーダーのダニッシュは7位でレースを終えました。

その争いの間では、ヂャクレファット・ピューティサンが今季のベストリザルトとなる5位を再び獲得し、アアン・リスワントが前回のベストリザルトから2ポジションも上の6位を獲得しました。レイカット・ファディラは最終ラップでの見事なセーブで8位となりポイントを獲得し、タナコーン・ラカーンはホームレースで9位、続いてディアンドラ・トリハルディカがトップ10入りを果たしました。荒れたレース展開にコースアウトした小田喜阿門は13位、ハマド・アル・ソーシはパンクによりリタイアとなりました。

ブリーラムでの大会が終わり、シーズンは残り2大会。セパン(マレーシア)での次戦まで数週間はわずかな休息期間となります。マレーシアで勝利を手にするのは誰か。次戦は10月21日から23日、マレーシアのセパンサーキットにて開催となります。



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