Race 2
IATC 2022
Round 2
レース2もハキム・ダニッシュが制す
Mandalika
日曜日に行われたレース2では、接戦の末にマレーシアのハキム・ダニッシュが彌榮郡を破って優勝、江澤伸哉が3位という結果でした。
マンダリカ・インターナショナル・サーキットで開催されたIDEMITSU Asia Talent Cup 2022で、長い戦いの末、ハキム・ダニッシュが2度目の優勝を飾りました。ダニッシュは2位の彌榮郡とは10分の1秒単位の僅差でチェッカーフラッグを受け、首位争いを続けていたルーキー江澤伸哉は後半のミスで後退し、3位でフィニッシュしました。
スタート直後、ダニッシュが1番手、ポールシッター小田喜阿門が2番手につけますが、その後ダニッシュ、彌榮、小田喜の三つ巴になり、小田喜が4番手争いのトップに後退しました。
ダニッシュは序盤に小さなミスが重なったもののペースをキープし、江澤はチェッカーフラッグのチャンスを逃しました。2021年に表彰台を飾った彌榮はミスによりダニッシュに追いつくのは至難の業に見えましたが、僅差の2位でフィニッシュしました。最終ラップでプッシュしたダニッシュは彌榮と0.272秒差で優勝を勝ち取りました。
小田喜は若松怜、カーター・トンプソンを抑えて4位入賞を果たしました。レース1では3位で表彰台登壇を果たしたレイカット・ファディラはロングラップペナルティーを受けて7位、しっかりとしたパフォーマンスを見せたハマド・アル・ソーシはファディラと僅差で8位でした。続いてディアンドラ・トリハルディカが9位、ファリス・ハフィが後半のペナルティーにより13位に後退したため、ヂャクレファット・ピューティサンがトップ10入りを果たしました。
ロンボク島のマンダリカ・サーキットでのIATCは幕を閉じ、IATCはシーズン後半に向けてブレイクに入ります。