タットチャコーン・ブーシュリがジュニアGPバレンシア戦で5位を獲得

Circuit Ricardo Tormo

アジア・タレント・チームのライダーたちは、バレンシアのサーキット・リカルド・トルモで開催された、2レースで争われたFIMジュニアGP第2戦に出場しました。タットチャコーン・ブーシュリはレース1で5位、レース2は8番手スタートからリタイア。チームメートのファディラ・アディタマは16位/15位という結果でした。

レース1では、ブーシュリは混雑した先頭グループで走行し、残り2ラップで2番手までポジションを上げましたが、オーバーテイクに失敗。ポジションを5番手まで落として完走しました。アディタマは18番グリッドからスタートし、レース中はポジションを2つ上げて、15位から0.1秒差の16位でフィニッシュしました。

気温が上がった午後は、ラップタイムが全体的に伸びませんでした。先頭グループで走行中のブーシュリは、残り2ラップのところでクラッシュし、左手を強打してリタイアとなりました。アディタマは、ポジションを5つ上げて15位完走、今シーズン初のポイントを獲得しました。

ブーシュリは現在36ポイントで総合4位。アディタマは総合22位です。

次戦、ジュニアGPの第3戦は、3週間後の6月12日にカタルニア・サーキットで2レース開催されます。

Fadillah Arbi ADITAMA ³⁴

Astra Honda Racing Team

レース1ではいいスタートが切れましたが、第2コーナーで他のライダーにコースから押し出されました。ペースを維持しようと努力し、他のライダーを追い越して15番手近くまでリカバリーできました。レース2では、スタートは悪くはありませんでした。第2グループから遅れないようにがんばりましたが、他のライダーに接触され、またコースを外れました。なんとかリカバリーして今シーズン初のポイントを獲得できました。どんどんバイクに慣れてきているので、次のレースでさらにステップアップできると思います。

Tatchakorn BUASRI ³³

Honda Racing Thailand

今週末はなかなかハードでした。予選では思うようにいきませんでしたが、レース1では5位だったので、バレンシアが得意なサーキットではないことを考慮すると、この結果に満足しています。レース2では、コンディションに関わらずペースを維持しようと挑みましたが、残り2ラップのところで表彰台を狙ってプッシュしたら、最終コーナーでハイサイドを起こしクラッシュしました。メディカルセンターで診てもらった結果、小さなヒビ程度だったので、自分が得意とする次戦・バルセロナでは表彰台を狙います。